黄金の呪いに愛を_6_【呪術廻戦】【高専組】

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ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬー

灰原くんと一緒に五条を追い詰めて居ると
休憩と行ってパラソルに戻ったはずの七海くんが猛スピードで私たちの元に駆け寄ってきた

そしてその後ろには

夏｢ナナミ…！｣

怪しい笑顔を貼り付けた傑くん。

五｢お、傑も参戦か！｣

灰｢七海！こっちこっち！｣

そんな2人を無邪気に呼び込む五条も灰原くん

五｢よっしゃ！そんじゃ砂浜に戻ってビーチバレーするぞ！｣


そして五条が勢いよく砂浜に向かって走り出す


さすがにちょっと休憩したいな…
そう思ってパラソルの方を見ると
チョイチョイと硝子が私を手招きしていた

砂浜に向かう4人を見守りつつ
私は硝子の元に向かう


『どーしたの？』

そう声をかけると

家｢ほら、水分取って少し休憩しときな｣

硝子からスポーツ飲料のペットボトルを手渡される

『さすが硝子。ありがとう』

硝子の隣に座って、ペットボトルの蓋を開け喉を潤す

ｶｼｬｯｰ

『んぐ？』

音のした方を見ると硝子がデジカメを構えていた

『…？何撮ったの？』

家｢喉を鳴らして勢いよく飲み物を飲むA｣

『えー、変なの撮らないでよ〜』

家｢需要があると思って咄嗟に｣

『？』

需要？なんのことだろう？
喉乾いた時に写真みて耐えるとか？

家｢つか、アイツらなんか絡まれてね？｣

硝子の言葉を聞いて視線をさっきまで騒がしかった浜辺に向けると確かにみんなが他の人のグループと話していた。

『…ここって五条の私有地だよね？何かあったのかな？』

家｢…ちょっと様子見てくるからA荷物番よろしく｣

『うん！分かった』

硝子が立ち上がって4人の元に向かう。



合流した硝子は知らない人達と何か喋っている

ボーッとその様子を眺めながらスポーツドリンクを飲んでいると



家｢おーい、A〜｣

硝子が大声で私を呼ぶ
何かあったのかな？


私はサンダルを履き直して皆の元に向かった




『何かあっー』

すると硝子が私の肩に腕を回して


家｢コレがウチのエース。その辺のグラビアにも負けないポテンシャルを持った逸材だ。分かったか｣



男｢なるほど確かに！期待大！｣


女｢ッキー！た、確かにちょっっっと可愛いからって！金髪のあんた！アタシと勝負しなさい！｣


『……はい？』


訳が分からない私は目の前の知らない女の人に指を指されそう言い放たれた


ドヤ顔の硝子と
面白そーと笑う五条達
に挟まれた私の頭には ？ が浮かんでいた

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