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髪を結うのに戸惑って居るうちに硝子は先に皆の元に行ってしまった。
慌てて駆けつけると
灰「Aさん!水着似合ってますね!」
姿を見かけた灰原くんがそう声をかけてくれた
『へへ、ありがとう!灰原くんも似合ってるよ!』
笑顔で灰原くんとハイタッチをする
目線をパラソル下のレジャーシートに座る硝子に向ける
『も〜、硝子。ちょっとぐらい待っててよぉ』
硝子の目の前にしゃがんで頬を膨らませる
家「へへ、悪い悪い。喉乾いちゃって」
そう言う硝子の手には缶ビール。
『えっ、いきなりお酒飲んでるの!?
もー、傑くんも止め……あれ?』
硝子の隣に座る傑くんにも目線を向けるが
『……傑くんもお酒飲んだんでしょ!顔、赤いよ。』
夏「あっ///、いや、これは……っ」
『2人共早く酔い冷ましてね!
それまで私たち海にいるから』
家「お〜」
硝子がニヤニヤ笑いながら手をヒラヒラとさせて涼む。
私はボールに空気を入れている五条の元に向かった。
『五条!帽子!』
五「ん、あ、あぁ……」
私は五条が被っていた麦わら帽子を自分の頭に戻し
持っていたキャップ帽を五条の頭に返した
硝子とお揃いで買った麦わら帽子だから戻させてもらうぞ
『あれ、五条もなんか顔赤くない?』
五「こ、これは空気膨らませたからっ」
少し狼狽える五条
五条はお酒飲めないからそうなんだろうな
『硝子と傑くんが来るまで4人で海でボール投げしよ!』
私は五条の手首を掴んで海に走り出す
バシャバシャー
『七海くん!灰原くん!3人で五条を倒すぞー!』
灰「分かりました!」
七「…ええ」
3人で五条に向き合う
五「お前ら3人でも俺にはかなわね〜よ!かかってこい!」
五条もノリノリだ
『てりゃ!』
私は海水を勢いよく手のひらで掬い五条に向けてバシャッとあてる
五「なっ、初手海水かよ!」
『今だ灰原くん!』
灰「はい!」
そして灰原くんがボールを五条に向けて投げる
バシャバシャ
と私たちは賑やかに楽しみながら時を過ごした
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amro(プロフ) - lamiaさん» lamiaさん、コメントありがとうございます!何度でもとっても嬉しいですっ!青春を詰めた1年目と星漿体編も終わったので次の青春に向けての下準備でした。作品に忍ばせた術師の儚さを読み取って下さり嬉しいです。是非続きもお楽しみ頂けますと幸いです☺️ (3月28日 3時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
lamia(プロフ) - 二度目のコメント失礼します!高専と未来五条の入れ替わりの辺りから何だか不安とドキドキで胸がいっぱいで…あぁ、ホントにこの世界は呪術なんだなぁいつまでもアオハルはしていられないんだなぁとこの作品の儚さと作者様の凄さを改めて感じてます!字数足無笑 (3月27日 14時) (レス) @page48 id: b84881ddab (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - ネモモさん» ネモモさん、コメントありがとうございます!そしてここまで長い作品を読んで下さり感謝ですっ!せっかくの創作なので転生系にせず出来るなら救済したいと思ってたのでそう感じて下さって嬉しいです。是非まだ続きを抱えてるのでお手隙の時にみて頂けましたら幸いです♡ (3月26日 8時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
ネモモ - 初めまして、一気にここまで毎日読んでました...すっごく好きです…。無理くり救済なのかなと不安でしたがそんな事なくて自然な話で見てて楽しいです!転生系じゃなくて安心しました🥺大好きですこの物語。 (3月26日 7時) (レス) @page47 id: 661e157082 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - ななきさん» ななきさん、コメントありがとうございます!自分も仕事終わりに1話更新しているのでそう言って頂けて更新出来て良かったとすごく思えますっ!高専時代の創作なので色んな甘酸っぱい展開も出来たらと思ってます!今後の展開もお楽しみにです(*´˘`*)♡ (2月14日 21時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:amroxxx | 作成日時:2024年1月26日 20時