【4】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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マチ「気にすんなって。ノブナガ、あんたは車の上な」

ノブナガ「はぁ！？」


シャルナーク「僕は運転だし。フェイタンは運び屋を抑えてなきゃならないし、シズクとマチ、それにAって言ったかな？の3人は女性なんだからノブナガが紳士にならないと」


そうシャルナークと言われた青年は言葉にする
頭の回転が早いな…


ノブナガ「…ったく！今回だけだぞ！」


そう言ってノブナガさんは車の上に飛び乗った


マチ「ほら行くよA」


『はい…』


そして私たちは車に乗り込み彼ら 幻影旅団 のｱｼﾞﾄに向けて走り出した。





フェイタン「ヨークシンに来る前にマチが言ってた人物ってコイツの事だったネ」

ノブナガ「あ〜、ヒソカと戦ったっつーのコイツか。通りで厄介な能力者な訳だ。」


シズク「え、なになに？何の話？」

シャルナーク「あ、もしかして昨日の夜マチとヒソカが取り合いしてた人物ってこの子って事？」


私の入る余地なく会話はどんどん進んでいく。


シャルナーク「あ、僕、シャルナーク！みんなからはシャルって呼ばれてるよ、よろしく！」

そう言ってシャルナークさんが運転しながら自己紹介をする

『は、はい…
自分はAと申します。
訳あってヨークシンの競売で欲しいものがありお金を稼いでます。』

フェイタン「欲しいなら盗めばいい」

『…私はコろしと盗みは嫌いなんです！』

ノブナガ「ハハッ、それじゃ俺たちとは合わねぇな！
さっきも言ったが俺はノブナガ。そっちの小柄なのはフェイタン。んでメガネはー」

シズク「シズクと申します」


隣に座ったメガネの女の子がぺこりと私に自己紹介をする。

『ご、ご丁寧にどうも』

私も合わせてお辞儀をする。





『あれ、もしかしてｱｼﾞﾄって事はヒソカが居るんですか…？』

マチ「あぁ、アイツは待機組だからね。居るよ」


『すみません、おろして下さい』


私は走ってる車のドアに手をかける。


ノブナガ「ハハッ！おめぇヒソカ嫌いなのか〜」

『苦手です。何を考えてるか分からないので。
でもいつか絶対この手で倒します』

フェイタン「…それは共感ネ」


マチさんだけじゃなくて結構メンバーに嫌われてるんだねヒソカ……


そうして話してるウチに車はｱｼﾞﾄにたどり着いた。



マチ「アタシもあんたをヒソカと会わしたくない。だからしばらく地下で大人しくしてな」


そう言って私はマチさんにｱｼﾞﾄの地下の柱に糸を繋がれて1人になった。

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