【4】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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おもちゃ屋から帰ってきたキルアは
ジョイステーションというゲーム機をコンセントに差して
ROMカードをセットした。

ROMカードとはゲームが出来るものではなく
ゲームのセーブデータが入ったものらしい。



キルアはテキパキとゲームを起動し何のゲームのデータが入っているのか特定した。


キルア「どうやら
グリードアイランド
ってゲームらしい」


ゴン･A「グリードアイランド？」


キルア「それにしてもすげぇデータ量だな。
一応データコピーしとくぜ」



そう言ってキルアはパソコンを立ち上げた。

ゴン「何すんの？」

キルア「ネットだよ。ゲーム名が分かったんだ。売ってる店を検索する。

……1件もない！？
売り切れでもないし、中古すらない……」



『手に入らないゲームって事？』


キルアは更に検索をする。

キルア「うーん、これはちゃんと正規のルートで販売されたゲームだ」


ゴン「グリードアイランド…ハンター専用ハンティングゲーム！？」



そして値段へ目を向ける。

『な、なにこの値段ッッッッ』


そこにはとんでもない金額が記されていた。

キルア「58億！？
100個限定……少ねぇ……」

その後生産元にも連絡をしたがダメだった。


キルア「こうなりゃ逆に売ってくれる人を探すしかねぇ
俺たちの元手にあるのは合わせて8億」



ゴン「あと50億……」


ゴン「とりあえず告知だけしておこうか！」

そう言ってゴンは
グリードアイランドを求む
旨をネットに告知した。


しかしそこには一気に偽の情報が集まる。

『これは…お手上げだ。』

キルア「流石にこの数調べるのはな〜…
こういうネットのディープな所に詳しい人が居ればなぁ」


ゴン「ゲームやネットに詳しい人誰か居ない？」


キルア「う〜ん…」


こういうネットの情報に強くて信頼できる人……


『あ！居るじゃん！』

ゴン･キルア「えっ！？」


『キルア！ケータイ出して？』


キルア「…あ！あいつか…でもやだなーあいつに頼むの…」


そう言いながらキルアはケータイを取り出し電話をかける。


キルア「あ、ゴトー？あぁ、元気でやってるよ。

それより豚君呼び出して。」


ゴン「豚君…？」


キルア「……あー？あいつが出かけるわけねーじゃん！10秒以内に出ないとお前のフィギュアぶっ壊すって伝えろ！」




多分キルアは今ミルキと話してる。
グリードアイランドについて交渉してくれているみたいだ。

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