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その日の夜
私とゴンとキルアはウィングさんと弟子のズシの元を訪れていた。
ウィング「今日のヒソカ戦に対して私から言うことはありません。自分で分かっているでしょう。」
ウィング「ゴン君、キルア君、ここからは君たち自身がそれぞれの道を歩む中で、それぞれの念を完成させて下さい。
……Aさんも努力を惜しまず頑張ってくださいね」
『はい。』
ゴン「それじゃウィングさん!ありがとうございました!」
キルア「俺も!ありがと!」
『お世話になりました!』
私達3人はウィングさん達と別れの挨拶をして
空港へ向かって歩き出した。
キルア「これでゴンの目標クリアだな。」
『私もヒソカへの仮は返せたしこれで自分の目標に打ち込めるよ』
ゴン「良かったね!えっと、人探しだっけ?」
『そうそう…!
全くどこにいるのか分からないんだよねー
ジンさんってば……あれ?』
隣を歩いていたゴンとキルアが立ち止まる。
『あれ、どうした?忘れ物?』
私は2人にそう声をかける
ゴンとキルアは目を見合わせて私を指さし
ゴン・キルア「「ええええええ!!!!」」
叫んだ。
『え、何?』
私は耳を塞いで2人をみる。
ゴン「じ、ジンって…ジン・フリークス…?」
『あ、そうそう。
超一流のハンターでどこで何してるか不明。
私に半年ほど念を教えてくれた師匠なんだけど
急に姿を消して“俺を見つけてみろ”ってさ…
本当どこにいるんだか……ってあれ聞いてる?』
私は口が開いたままのゴンとキルアに声をかける。
キルア「おいおい…マジかよ…」
ゴン「あのね、A。
俺の名前、ゴン・フリークス。
俺の親父の名前はジン・フリークスなんだ」
『……
ええええええええええええ!!!!?
じゃ、じゃあ試験の時ずっと言ってたゴンの親父さんってジンさんの事!?えええ、あ、でも確かにあの人なら故郷に息子を置いてってやりかねないなあ!!!
うわーなんで気が付かなかったんだろう……』
私は頭を抑えてゴンを見る。
『…先に言っておくけど、私はジンさんが今何をしてるかどこにいるのか分からない。探すためにハンターになったくらいだからね』
ゴン「ううん…俺も親父の事分からないんだ…」
キルア「まさかここに来て目的が重なるとはなあ」
ゴン「そうだ、俺これから故郷のクジラ島に帰ろうと思うんだけど2人とも来ない?」
キルア・A「『行く!!!』」
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あや(プロフ) - 125話以降ほぼ全てのセリフの「チョコボ」の事ですが、チョコボは別のものになります。正しくは「チョコロボ」くんです (2022年11月25日 23時) (レス) id: bfd4f19ab4 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 144話で、「ヒソカへの借りは返せたし」が「ヒソカへの仮は返せたし」になっています。 (2022年11月9日 17時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、ありがとうございますっ!話数も教えて下さり助かりました!最新話まで見て下さり嬉しいです! (2022年5月14日 22時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 144話で、「自身」が「自信」になっています。 (2022年5月14日 21時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、ご指摘ありがとうございます!細かいところまで目を通して読んでいただけて嬉しいですっ! (2022年5月12日 18時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:amroxxx | 作成日時:2022年5月2日 16時