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、、
そう言ってマチさんは私に連絡先の書いた紙を手渡した。
『あ、ありがとうございます!マチさんもお怪我した時や厄介な仕事など何かあればご連絡下さい!』
私はマチさんに向かってぺこりとお辞儀をする。
マチ「…ああ。
あ、そうだ、肝心な用事。
メッセージの変更よ
“8月30日正午までに暇なヤツ改め全団員必ずヨークシンシティに集合”」
ヒソカ「…団長も来るのかい?」
マチ「恐らくね。
今までで1番大きな仕事になるんじゃない?
今度すっぽかしたら団長自ら制裁に乗り出すかもよ」
ヒソカ「それは怖い…」
マチ「…ちゃんと伝えたから。
それじゃAまたね」
ガチャンッー
そしてマチさんは部屋を出ていった。
ヨークシン……
団員……団長……
一体なんの話しだ…。
8月30日って何かあるのか?
ヨークシン…
ヨークシンシティと言えばマフィアや金持ちが集って行う大きな競売がある都市だ。
開催日は毎年9月1日
仕事……。
それがヒソカとなんの関係が……。
ヒソカ「はい、思案タイム終わり♡」
そう言ってヒソカは私の肩に手を回す。
ヒソカ「僕にも仕事があるからね…彼女はその仲間って事。嫉妬した?」
『全く。ヨークシンシティと言えば9月1日に大きな競売があるはず。その2日前に集合。そして仕事。団員。
そのワードから推察されるにヒソカ……
貴方、盗賊団で競売にかけられる商品を狙う、のかな』
私はヒソカをチラリと見る。
ヒソカ「まあ、大体正解。気になるなら来てみればいいさ…きっと面白いことになる」
そう言ってヒソカはクククと笑う。
ヒソカ「ハンター試験の時の金髪の彼も来るはずだからね」
『…クラピカ?そう言えば最終試験の試合の時に何か話していたね。それ?』
ヒソカ「この話はおしまい♢
今日の試合の手品気になるだろ?教えてあげるから
傷治してくれるかい?」
そう言ってヒソカは自分の頬を指さす。
『……もー!』
私はヒソカの治療をしながら今日の試合のトリックとヒソカの能力について教えてもらった。
『……能力教えちゃって良かったの?
この後戦うのに』
ヒソカ「僕の能力は知られたところでどうにもならないさ。負ける気がしないからね。
それにAの能力も僕は知ってるしね♤」
確かにハンター試験の3次試験の時暇でヒソカと話してる時にそんな話したかも。
ヒソカ「ところでAこの後一緒に食事でもどう?」
『遠慮しておきます』
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あや(プロフ) - 125話以降ほぼ全てのセリフの「チョコボ」の事ですが、チョコボは別のものになります。正しくは「チョコロボ」くんです (2022年11月25日 23時) (レス) id: bfd4f19ab4 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 144話で、「ヒソカへの借りは返せたし」が「ヒソカへの仮は返せたし」になっています。 (2022年11月9日 17時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、ありがとうございますっ!話数も教えて下さり助かりました!最新話まで見て下さり嬉しいです! (2022年5月14日 22時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 144話で、「自身」が「自信」になっています。 (2022年5月14日 21時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、ご指摘ありがとうございます!細かいところまで目を通して読んでいただけて嬉しいですっ! (2022年5月12日 18時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:amroxxx | 作成日時:2022年5月2日 16時