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アナウンス「な、なんということだー！！！
A選手リングの上を蹴りで粉々に破壊し
回っていたギド選手の動きを止め、そのまま上空へ蹴り飛ばした！！！！」
審判「く、クリティカル！1ポイント」
『今のまだ1ポイントか…
それじゃ審判さん、ちゃんと見ててねあと9回』
審判「えっ！」
私は空中に舞うギド目掛けて自身もジャンプをする
『せーのっ！』
空中で身動きが取れないギドを更に横へ蹴り飛ばす。
そして蹴り飛ばした先の観客にぶつかる前に移動してまた蹴り飛ばすを繰り返す。
『…5、6、7、8、9ー』
そして
『10！！』
私は最後にリングへ向けてギドをかかと落としで叩きつける。
ギド「ｶﾞﾊｯｯ」
ｽﾀｯｰ
会場･審判･アナウンス「……」
全体が息を飲む様に静まり返る。
そんな中私は予め持っていた油性ペンを取り出した。
そしてキュキュッとギドの仮面の上に★を描いた。
『星、欲しかったんでしょ？あげるね。
……ただし、負けの黒星をね』
私はベッと舌を出していたずらっ子の様に笑った。
その顔がモニターに大きく写った瞬間
審判「クリティカル10ポイント！
A選手の勝利！！！！！」
観客「ウォオオオオ！！！！」
アナウンス「あまりにも鮮やか、そして可憐！
最後はお茶目な姿に審判･会場そしてアナウンサーの私含めて皆見とれておりました！！！！！
そして大歓声の中、A選手勝利の白星をあげる！」
『審判さん、見た目ほど怪我は酷くないから多分ちょっと休ませればすぐ回復するよ。』
審判「あ…はい。」
私はリングから降りて選手控え室へ向かう。
『すぐ私の目の前でゴンを痛めつけたのが敗因だよ』
私はまだ賑わいが聞こえる会場へ消えるような声でそう呟いた。
この試合をきっかけに天空闘技場にはAのファンへ向けた専用のグッズ販売所が作られ、
試合の録画はネットで全世界へ配信され何万もの再生数を繰り出し、
ブロマイド(非公式)は高値で取引されたー。
それをAが知るのはもっと後の話。
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あや(プロフ) - 125話以降ほぼ全てのセリフの｢チョコボ｣の事ですが、チョコボは別のものになります。正しくは｢チョコロボ｣くんです (2022年11月25日 23時) (
レス) id: bfd4f19ab4 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 144話で、「ヒソカへの借りは返せたし」が「ヒソカへの仮は返せたし」になっています。 (2022年11月9日 17時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、ありがとうございますっ！話数も教えて下さり助かりました！最新話まで見て下さり嬉しいです！ (2022年5月14日 22時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 144話で、「自身」が「自信」になっています。 (2022年5月14日 21時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、ご指摘ありがとうございます！細かいところまで目を通して読んでいただけて嬉しいですっ！ (2022年5月12日 18時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2022年5月2日 16時
