72 ページ22
、、
私は目線を手元に向けながら会話を続ける。
『3年前にゾルディック家のみんなに出会って仲良くなってさ、
特にイルミとは仕事でもよく連絡をとって
手伝ったり手伝ってもらったりだったでしょ?
だから、私…
勝手に、イルミの事
大切な仕事仲間であり 友達
って思ってた。
それがイルミからしたら違かったんだなって思って
ちょっと寂しかった』
イルミ「……。」
『まぁ!私はゾルディック家の人間じゃないからいくらイルミが私を友達じゃない、仲間じゃない、って思っても私はイルミと友達続けるから!
この気持ちはゴンも多分一緒!
だからゴンをコろすなら私もコろしにこないと!
そんな簡単にやられるつもりはないけどね!
……って事ではい!治療終わり!』
目の前のイルミの腕は元に戻った。
イルミはグーパーをして感覚を確認している。
さて、眠いのは確かだし。
『私先にお風呂はいって寝るからね』
私はそうイルミに告げて荷物を持ってシャワー室へ向かった。
イルミ「あ、うん。治療ありがとう。」
服を脱いでシャワー室に入り
ノズルをキュッと回す。
ちょうどいい温度のお湯が身体に当たる。
ハンター試験を受けていろんな経験をした。
新しい出会いや仲間の絆、強さや優しさ。
受験して良かったと思う。
『ネテロ会長に感謝だなあ』
そして自分がこれからするべきことを考える。
ゾルディック家に行ってキルアと話す。
そしてシルバさんともキルアの事で話せたらいいな。
そのためにも
私は私の覚悟を決めて歩まないと…!
シャワーを浴びた私はタオルで水滴を拭き、髪は簡単に水気をとって部屋に備えられたバスローブを着て部屋に戻る。
『はぁ〜、さっぱりした!もぉ〜体力限界…早く寝よっと!イルミもシャワー浴びてきなよ』
そう声をかけながらバフッと布団に倒れ込む。
窓際にいるイルミにチラリと見ると誰かと電話してる。
あ、仕事の電話だったら不味かったかな…
イルミ「…そういう訳だから俺もう切るね。じゃ。」
ピッ
イルミは電話を切って私の方を向く。
『電話…大丈夫だった?』
イルミ「うん、どうでもいい。それよりちゃんと髪乾かしてから寝るんだよ。」
そう言ってイルミもシャワー室へ向かった。
ドライヤーで髪を乾かしていると
ピピピ
と私のケータイが着信を知らせる。
『もしもし?』
ヒソカ「やあ♤」
電話の主はヒソカだった。
563人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナイア(プロフ) - シルバゾルディックには良い勝負をしたって前に見かけた気がするんですが…なぜヒソカの念には気づかないんですか?設定が破綻してまっせ (12月19日 6時) (レス) id: 8f8f7d64ab (このIDを非表示/違反報告)
碧 - 転職じゃなくて転職だと思いますよ! (2022年7月4日 21時) (レス) @page12 id: bfa32fcdfc (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 腐腐腐さん» 腐腐腐さん、コメントありがとうございます!ヒソカとイルミ好きなのでそうコメント頂けてすごく励みになります涙!これからも沢山絡ませていこうと思うので是非引き続きお付き合い頂けましたら幸いです! (2022年4月24日 16時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - なんて面白いンダッ!?最高ですね🤤ヒカソとイルミまじ格好良いですわ…これからも頑張ってください!応援してます! (2022年4月24日 14時) (レス) @page23 id: 174890e616 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - なつめさん» なつめさん、コメントありがとうございます!い、生きがいっっ;;;;むしろそう言って頂けて書いて良かったと思えました…!本当に嬉しいです涙暫くはにやにやポイントが多いので是非お楽しみに(*^^*) (2022年4月22日 7時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:amroxxx | 作成日時:2022年4月17日 5時