66．ハンター試験閉幕 ページ16
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私は慌てて立ち上がる。
サトツ「Aさん、昨日は徹夜したのでしょう、体調はいかがですか？」
サトツさんが私に駆け寄る。
『いえ…大丈夫。それよりゴンは！』
サトツ「ええ…Aさんより先に目を覚まし、昨日の試合の全容をお話した所、今しがた部屋を出ていきました。おそらく皆さんが集まる講習場へ…」
私は慌ててドアへ向かう。
『サトツさん、ありがとうございます！私も行ってきます！』
そう言って扉を開いてゴンの後を追う。
講習場…どこ…
みんなの気配を辿って探すしかない……
ここの中だ…！
『ご、ゴンまだ安静にー』
その時目に入ってきたのは
イルミの腕を力いっぱい握るゴンの姿。
ゴン「…友達になるのだって資格なんて要らない！」
イルミ「…Aと同じことを言うんだね」
バキｯー
イルミの腕…折れたな……
ゴン「もういいや、キルアの居場所教えてくれるだけでいい。」
イルミ「そしてどうする？」
ゴン「決まってんじゃん。キルアを連れ戻す。」
そう言ってゴンはイルミを睨みつける。
多分キルアは家に帰ったんだと思う。
この講習が終わったらイルミを通じてゾルディック家に私も行くから…待っててね…キルア…。
そしてどうやら講習場では今回の最終試験について議論をしていたらしい。
ネテロ会長が取りまとめている。
私は静かに後ろの席に座る。
いろんな会話が出てきた。
一瞬私が戦わずに勝った事も疑問視されたがそんなのどうでも良かった。
なぜなら
ゴン「どうだっていいんだそんな事！他人の合否にとやかく言うつもりは無い！
キルアならまた受験すれば受かれる。
問題なのは
したくも無いコろしを無理やりキルアに命じていた事。
もしそうだとしたら俺はお前を許さない…！」
そう言ってゴンはイルミを睨みつける。
イルミはゆっくりゴンに手を伸ばす。
まずいっ！
『イルミ』
イルミ「ｯ!」
私はイルミに向かって声をかける。
イルミは一瞬動きが止まる。
ゴン「！」
ゴンが飛び退いてイルミと距離を開ける。
そしてネテロ会長がその場を取り仕切る。
どうやら
不合格は何を言っても合格にはなれないのと同じで
合格は何を言っても不合格にはならないのだと。
そう結論が出た。
そしてハンターライセンスの説明が始まり、
ネテロ会長の
「ここにいる8名を新たにハンターとして認定する」
その一言でハンター試験は幕を閉じた。
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ナイア(プロフ) - シルバゾルディックには良い勝負をしたって前に見かけた気がするんですが…なぜヒソカの念には気づかないんですか？設定が破綻してまっせ (12月19日 6時) (
レス) id: 8f8f7d64ab (このIDを非表示/違反報告)
碧 - 転職じゃなくて転職だと思いますよ！ (2022年7月4日 21時) (レス) @page12 id: bfa32fcdfc (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 腐腐腐さん» 腐腐腐さん、コメントありがとうございます！ヒソカとイルミ好きなのでそうコメント頂けてすごく励みになります涙！これからも沢山絡ませていこうと思うので是非引き続きお付き合い頂けましたら幸いです！ (2022年4月24日 16時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - なんて面白いﾝﾀﾞｯ！？最高ですね🤤ヒカソとイルミまじ格好良いですわ…これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年4月24日 14時) (レス) @page23 id: 174890e616 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - なつめさん» なつめさん、コメントありがとうございます！い、生きがいっっ;;;;むしろそう言って頂けて書いて良かったと思えました…！本当に嬉しいです涙暫くはにやにやポイントが多いので是非お楽しみに(*^^*) (2022年4月22日 7時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2022年4月17日 5時
