【1】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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猿使いの男が私のターゲットであり
今118番のプレートを2人が持っているなら交換してほしい旨を伝えた。




クラピカ「…すまない。A」

クラピカが申し訳なさそうに謝る。

『？』


レオリオ「じ、実は…俺たちヒソカと3日目の夜に出くわしてその時、118番のプレートを…」


バツが悪そうにレオリオがそういった。


『えっっ！！！ヒソカと会ったの！？2人は無事！？攻撃されてない！？』

私は慌てて2人を身体を確認する。
血に集まる蝶々が2人に集まっていないので怪我はしていないはず…


クラピカ「118番のプレートを渡す代わりに私たちは見逃してもらったんだ…」



『そう……。





良かった……。』


レオリオ･クラピカ「！？」


レオリオ「俺たちはお前が探してるプレートをあのヒソカに差し出しちまったんだぜ？」

レオリオが困惑という感じで私にアタフタと説明する。



『でもそのプレートのおかげで2人はヒソカと戦わずに済んだんでしょ？
だったらそれでいいよ…2人が無事なら…。』


プレートなんていつでもどうとでも集められる。

でもせっかく仲良くなった2人をコろされちゃう方がヤダもん。


クラピカ「…。A、我々は今キミに圧倒されている。Aの優しさにだ」

クラピカが私をまっすぐ見てそう答えた。

レオリオ「あぁ…一緒に最終試験受けような。」

『うん、2人とも頑張ってね！！』


私は2人を見送ってヒソカを探しに出た。









ヒソカ……か……

ゴンはプレート取れたかな…？



様子も気になるしちょうどいい。



ヒソカを探さなきゃ…！


私は微かなオーラの残り香からヒソカを辿った。









ここは…海に面した崖の下の洞窟…？

『よくこんな所見つけたなぁ…』

私は洞窟の中に足を踏み入れた。

少し進むと…


『いたいた…ヒソカ』


ヒソカ「…やぁ、3日ぶり…だね…♡」

そう言ってヒソカは私の方を向く。

胸にはプレートがついている。


く……ゴン……


ヒソカ「そんなに僕のプレート気になるの？」


そう言ってヒソカはプレートを見せてきた。



『…？384番？誰？』


ヒソカ「僕のターゲットの男。

そしてこの男のターゲットは405番…」


ｯｯｯｯ!!!


『ヒソカ！ゴンをどうした…返答によっては…』


ヒソカ「まぁ、聞いてよ……というかA、ゴンのターゲットが僕って知ってたんだね…♤」


ヒソカは納得するように話すがこちらの質問は解決していない。

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