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、、





イルミ「さっきまで“下ろして”って言ってたよね。

ねぇ、今下ろしてほしい?」



そう問いかけるイルミ。

さっきまでは羞恥で下ろしてほしい気持ちがあったが今は地面を這いずるあの存在のせいで気持ちは逆転してる。




『う、、あの……おろさ…な』


イルミ「何? ちゃんと俺にお願いして?」

見上げていたイルミの顔がグイッと近づく。


『うぅぅ…。
わ、私の事、地上に行くまで下ろさないで下さいッ!』

私はそう言ってイルミにしがみつく。

地面は見れない。。
見たくない。。。



私はイルミの胸に顔を埋めて懇願した。




イルミ「……。ごめんA、別にいじめるつもりはないんだけど。」



そう言って
イルミは再び歩き出した。




イルミ「…俺の事嫌いになった?」


『え、ならないよ。』



イルミ「それじゃ…




俺の事… 好き?」





『? 好きだよ!優しいもん!キキョウさんもシルバさんもゼノさんも!』


私はイルミに笑いながらそう返事をする。


暗殺一家だから血も涙もない
なんてマフィア達からは言われてるけど
実際一緒に過ごしてみるとみんなちゃんと考えがあって
仕事に真面目ないい人達だ。と思う。


コろしは良くないけどね…。




イルミ「まぁ、それならとりあえずいいか。」



『どうしたのイルミ?』




イルミ「いや、なんでもない。
あ、そうだ。
俺がギタラクルとして試験受けてるのはキルアには内緒にしてほしい。」

『うん、分かった。』




こっそり見守りたいんだ…
いいお兄ちゃんなんだね…






そうしてる間にだいぶ下まで来たみたい。



多分12時間くらいたったかな…


100人の囚人はもうとっくに倒したらしい。



すると道の先に扉が見えた。

ズズズッ
と扉が開く。



私とイルミは扉の先に抜ける。


アナウンス「
第2号、301番ギタラクル
第3号、350番A
12時間2分



どうやら到着したらしい。

『ん?、2号と3号?ってことは…』


イルミ「キミは既にゴールしてると思ったよ」


イルミの視線の先には


ヒソカ「やぁ」


『げっ、ヒソカ……。』


ヒソカが1人待っていた。


ヒソカ「驚いた…♢キミ達こそどうしたの?」

ヒソカは私たちを指さす。



これまでは暗くて狭い道で第三者に目撃されて無かったから耐えられたけど、今の私たちは…


イルミ「どう?羨ましい?」


イルミは澄ました表情でヒソカにそう答えた。

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設定タグ:ハンターハンター , HUNTER×HUNTER , ハンター   
作品ジャンル:アニメ
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amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、コメントありがとうございます!もしかしてわざわざ読み返してくれているのでしょうか!わざわざありがとうございますっ! (2022年11月8日 14時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ11で、「早この手にほしい」ではなく「早くこの手にほしい」だと思います。 (2022年11月8日 10時) (レス) @page11 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ5で、「1人の男の前に達声をかける」ではなく「1人の男の前に立ち、声をかける」だと思います。 (2022年11月8日 10時) (レス) @page4 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 宮平みなみさん» 宮平みなみ様、嬉しすぎるコメントありがとうございますっ!自己満足で書いている作品なのでこうして共感頂けて本当に嬉しいです!執筆的にはもう100話までアダルトリオ絡みが出来ているので是非読んでほしいです!引き続きどうぞよろしくお願いいたします! (2022年4月14日 12時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
宮平みなみ - めっちゃ面白いですこの作品!!普段コメントなどは残さない派の人ですがこの作品をみて感想を残さずにはいられませんでした。はやく続きがみたくてたまりません!!私はアダルトリオが凄く好きなのでイルミやヒソカとの絡みが多くて凄く楽しく読ませていただいてます。 (2022年4月14日 8時) (レス) id: 2eda04c347 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:amroxxx | 作成日時:2022年4月9日 12時

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