【1】:念には念を、最強には最強を【H×H】

40．ヒソカside ページ40

、、


すっかり日が落ちた。

ヒソカ「さて…あと2点…。そろそろ狩ろうかな…」

眺めのいい所から受験生を探してみるか…♢


崖の上から森を一望する…


ヒソカ「…！みぃつけタァ…♡」


ちょうど2人…


ヒソカ「…あぁ、あの2人か…面白い…」

1次試験で僕と会った2人…

ペロリ…


ｽｯー


僕は直ぐに2人の元に向かった。







クラピカ「ヒソカｯ!」

ヒソカ「やぁ♤ こんな所で会うなんて奇遇だね…」

見つけて先回りしただけだけど…


レオリオ「会いたくねぇやつには会うんだよな」



ヒソカ「実は2点分のプレートがほしいんだ…♢
君たちのプレートをくれないか…♣︎」

2人の前まで歩み寄る。

レオリオ「なんだと！ふざけんじゃねーぜ誰がっー」
クラピカ「レオリオ！
……今、2点分 と言ったな。
つまり我々はお前のターゲットでは無い と言うことだな。」

ヒソカ「質問しているのは僕だ…♣︎
プレートをくれるのか、くれないのか…」



クラピカ「条件次第だ。」


へぇ…この場で冷静に考え取引を持ちかけるなんて……

イイねぇ…キミも…♡



クラピカ「我々は、4枚のプレートを持っている。

私の…
私のターゲット…
レオリオの…
そして1点にしかならないもの…

この中でお前のターゲットナンバーである可能性があるのは2枚だけだ。
私の か 1点にしかならないプレート。

レオリオのナンバーは403番
これを狙っていたのが16番のトンパ。
そして私のターゲットだったのがその16番だ。

ターゲットが重なることはないから16番と403番は…
」



ヒソカ「確かに…その2つは僕のターゲットじゃない。
それで…？」


クラピカ「問題は他の2枚だ。
我々には1点にしかならないプレート。
それだけでいいなら譲ろう。

だが私のプレートは渡せない。
もちろん他の2枚もやれない。
もし力ずくでと言うならば
今度は相手になろう！」


そう言って2人が武器を構える。

うん…ｯ!
…イイ…ｯ!

ヒソカ「…ふふふ♤あははははっ」


ヒソカ「ちなみにキミの番号は…？」

クラピカ「404番」

ヒソカ「…いいだろう。交渉成立。
残りの1枚だけでいい。」

そう言って木の幹にプレートを挟んで2人はこの場を離れる。

ヒソカ「さて…」

木の幹に挟まったプレートを手に取る。



そして番号を見る。



ヒソカ「ｯ!……これはこれは…♡」



ーー『2人は知らない？118番なんだけど』




ｱｧ…♡

本当に僕はついてるナ……♡

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