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紅丸｢と、とにかく、俺は1度浅草へ戻る！紺炉とここで大人しく待ってろっ、｣
ｶﾞﾗｶﾞﾗｰ
そして紅丸さんは勢いよく部屋を出ていってしまった。
紺炉｢ここ最近暗かったからな。久しぶりにあんなにわかりやすい紅をみたな。｣
そう言って紺炉さんが落ち着いたようにそう話す。
『怒らせてしまったのでしょうか？』
私は紺炉さんにそうきいてみる。
紺炉｢それはないぞ。｣
そう言って紺炉さんは私の頭を撫でる。
『ふふ、』
私はつい笑が声にでる。
紺炉｢どうした？｣
『頭を撫でられるの…なんだか昔からしてもらってたみたいで懐かしくて』
すごく落ち着くし懐かしい感じ。
紺炉｢そりゃAは小さい頃からずっとこうして、いろんな人に頭を撫でられてたからな｣
『…そうだったんですね。お時間があれば私の事や小さい頃の事、それに……皆さんのことお聞きしてもいいですか？』
紺炉｢！……あぁ。構わねぇ。｣
そう言って紺炉さんは浅草の町の事、第七特殊消防隊の事、火消しの事、町の人達や様子などを話してくれた。
『浅草…すごく懐かしい感じがします。早く行ってみたいです。』
紺炉｢行くというか、帰るが正しいけどな。
Aはみんなから 浅草の太陽 って呼ばれてたんだぞ。｣
浅草の太陽…？
『そ、それは大袈裟すぎるのでは…？』
私は浅草にいた時の自分は何者なのかと考える。
紺炉｢帰ったら確かめてみるといいさ。身体の方はだいぶ傷も塞がったし近いうちに退院したら浅草をまわればいい。｣
そう紺炉さんが優しく語りかける。
紺炉｢…っと話していたらもう日も落ちる頃か…。そろそろ紅がくる頃だな。｣
ついお話しに夢中になっていたらあっという間に時間は過ぎていた。
紺炉さんとお話しているとどこか懐かしくて安心出来るのでつい……
途中差し入れの果物などを食べていたので全然気が付かなかった。
『あと、聞きたいことが…』
私は帰り支度をする紺炉さんに声をかける。
紺炉｢？なんだ。｣
『入院した経緯をきいて思ったのですが、紅丸さんは毎日私が1人にならないよう泊まってくれているんですか？』
紺炉｢そうだな。紅…紅丸は浅草を長時間離れる訳には行かねぇから夜だけここに泊まってるんだ。｣
そう目線を窓の奥の空に向けて話す紺炉さん。
『……夫婦でも兄弟でもないのに紅丸さんはどうしてそこまでしてくれるのでしょうか…？』
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amro(プロフ) - 琴光柊さん» 琴光柊様、コメントありがとうございます。長い自己満足な小説を一気に読んでいただけてとても嬉しいです…！ちまちま更新していますのでぜひまたコメントいただけたら幸いですっ！ (2021年8月31日 20時) (
レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - ちょこぱふぇ♪さん» ちょこぱふぇ♪様、返信遅くなりました。とても嬉しいコメントありがとうございます！元気に一気に執筆してしまいました。オリジナル展開なのでややこしいかもですがぜひお付き合い頂けたら嬉しいです。 (2021年8月31日 20時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
琴光柊(プロフ) - すごく面白くて一気読みしました！！更新頑張って下さい！！！ (2021年8月29日 21時) (レス) id: d5ba88f803 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぱふぇ♪(プロフ) - 続編おめでとうございます！続きドキドキです…夢主ちゃん！頑張れ！主さんも体調に頑張って下さい！応援してます(^^) (2021年7月5日 22時) (レス) id: 92821f8356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2021年7月5日 21時
