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、、
それから数日。
私は記憶が無いながらも周りの支えによって普段通り？の日常を過ごした。
ヒカヒナと遊んだり、
御茶屋のみっちゃんとお話して過ごしたり、
紺炉さんの手伝いで詰所の掃除や火消しの隊士の皆さんに炊事をしたり、
紅丸さんと共に町の見回りをする日もあった。
でも1番多くの時間をかけたのは、
ギィィー
『ジョーカー！リヒトさん！今日はね人形焼持ってきたよ。』
リヒト｢やったー、頭を使う僕に糖分は欠かせないッスからね！｣
ジョカ｢お前らほんと食べるの好きだな｣
そういいながらも各所座っていた場所からテーブルのあるソファに集まる2人。
記憶が無い私にとって、本当に初めましてな2人の存在は大きかった。
相手は覚えていて、私は覚えていない。
その状況は確実に相手を傷つける。
一瞬顔を歪める。
私はそういうのに気が付きやすいらしく
相手のことを傷つける自分の無力さにいつも落ち込む。
特に紅丸さんは覚えていない私にむけて悲しい顔をする。直ぐに表情は戻すがあんなに優しい人にまで…。
私は3人分のコーヒーを居れながら自分の記憶について考える。
ジョカ｢…考え事か？｣
ジョーカーが私の頭に手をおいて顔を覗き込む様に私を見つめる。
『…心配かけてごめん、。いつ記憶が戻るのかなって』
私は顔から不安を取り除く様に無理やり笑顔を貼り付けてそう言い返す。
ジョカ｢…はぁ、俺たちに対して無理やり笑わなくていいだろ。｣
そう言ってジョーカーは私の背中に手を回しポンポンと手を動かす。
『…ふふ、ジョーカーはお見通しだね！ありがとうジョーカー』
私は素の笑顔でジョーカーに笑いかける。
リヒト｢お二人共、丁度お湯が沸いたっすよ｣
そうリヒトさんが私たちに声をかける。
『それじゃおやつタイムにしよ』
そう言って私たち3人は人形焼を食べながら、炎の事やリヒトさんの研究の事、たわいない事を話した。
そして一息着いたあとはいつも通り炎のコントロールの練習をする。
『……ｯ!』
私は炎に触れる練習をひたすら繰り返す。
ジョカ｢…今日は一段と熱心だな。｣
ジョーカーが隣に座りそう声をかける。
『記憶が無いかわりに少しでも自分を取り戻す努力をしたくて。』
私はそう答える。
ジョカ｢…このまま記憶が戻らなかったら俺たちと来るか？｣
『えっ？』
私は手元の炎を止めジョーカーの方をみる。
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amro(プロフ) - 琴光柊さん» 琴光柊様、コメントありがとうございます。長い自己満足な小説を一気に読んでいただけてとても嬉しいです…！ちまちま更新していますのでぜひまたコメントいただけたら幸いですっ！ (2021年8月31日 20時) (
レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - ちょこぱふぇ♪さん» ちょこぱふぇ♪様、返信遅くなりました。とても嬉しいコメントありがとうございます！元気に一気に執筆してしまいました。オリジナル展開なのでややこしいかもですがぜひお付き合い頂けたら嬉しいです。 (2021年8月31日 20時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
琴光柊(プロフ) - すごく面白くて一気読みしました！！更新頑張って下さい！！！ (2021年8月29日 21時) (レス) id: d5ba88f803 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぱふぇ♪(プロフ) - 続編おめでとうございます！続きドキドキです…夢主ちゃん！頑張れ！主さんも体調に頑張って下さい！応援してます(^^) (2021年7月5日 22時) (レス) id: 92821f8356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2021年7月5日 21時
