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、、
目が覚めると視界は病院の天井。
隣からは紅丸さんの寝息が聞こえる。
そして手は握られたまま。
私…安心して直ぐに眠りについたんだ。
私は紅丸さんの手を離し、ベッドから降りる。
顔を洗うため蛇口を捻り水をだす。
そして鏡に映る自分の顔をみる。
右手で頬っぺたを引っ張る。
『…自分の顔なのに慣れないなぁ』
紅丸｢傍から見ると怪しいヤツだぞ｣
後ろからそう声をかけられる。
『あ、紅丸さん。起きたんですね！？』
私は慌てて手を離し紅丸さんの方をみる。
寝起きでまだボーッと欠伸をしながら私に目線を向ける紅丸さん。
紅丸｢まぁな…｣
『まだ紺炉さんが来るまで時間ありますし、寝ていても大丈夫ですよ？』
私はそう言って再び鏡の方をみる。
顔を洗うため髪の毛を軽く縛る。
スっー
紅丸さんがベッドから降り私の背後に立つ。
そして
紅丸｢…痛むか？｣
そう声をかける。
一瞬なんの事かと思ったが昨日の朝鎖骨上の辺りを噛まれたのでその時の傷跡の事だと察した。
『痕は残っちゃいましたが痛みはないですよ？気にしないで下さい。きっと私がお饅頭食べすぎてお饅頭に見えたんですよ……』
自分で言って虚しくなった。
お菓子食べ過ぎって事だよね……
そのうちお饅頭みたいにブクブクに太ってしまうのでは…
適度に運動しよう……。
紅丸｢…。｣
私の発言に無言の紅丸さん。
やっぱり私お饅頭なのか…。。
紅丸｢…まぁ、それなら牽制にもなるしいいか。｣
そう言って紅丸さんは再びベッドに寝転がる。
けんせい？どういう事だろう。
そうして身支度を整えているうちに紺炉さんがやってきた。
私たちはお医者さんに挨拶をし、退院となった。
紅丸さんは一足先に炎を灯した纏に乗って帰った。
私は迎えに来てくれた紺炉さんと共に歩いて浅草へと向かった。
『私…浅草の皆さんの事覚えていないのですが大丈夫でしょうか…？』
私は少し不安に思い紺炉さんの服の裾を引っ張る。
紺炉｢不安になるかもしれないが、浅草の町はいつもAを歓迎しているぞ。だから安心して帰ろう。｣
そう言って私の頭に手を置いてくれる紺炉さん。
そうして私たちは浅草の雷門の前に到着した。
『…懐かしい。』
覚えていないけど見覚えがある。
確かこの門の下に背を預けて待ってくれている人が居たような…。
そう思って雷門に目線を向ける。
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amro(プロフ) - 琴光柊さん» 琴光柊様、コメントありがとうございます。長い自己満足な小説を一気に読んでいただけてとても嬉しいです…！ちまちま更新していますのでぜひまたコメントいただけたら幸いですっ！ (2021年8月31日 20時) (
レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - ちょこぱふぇ♪さん» ちょこぱふぇ♪様、返信遅くなりました。とても嬉しいコメントありがとうございます！元気に一気に執筆してしまいました。オリジナル展開なのでややこしいかもですがぜひお付き合い頂けたら嬉しいです。 (2021年8月31日 20時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
琴光柊(プロフ) - すごく面白くて一気読みしました！！更新頑張って下さい！！！ (2021年8月29日 21時) (レス) id: d5ba88f803 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぱふぇ♪(プロフ) - 続編おめでとうございます！続きドキドキです…夢主ちゃん！頑張れ！主さんも体調に頑張って下さい！応援してます(^^) (2021年7月5日 22時) (レス) id: 92821f8356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2021年7月5日 21時
