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、
『えっと…私のを探してきたの…かな?』
目的がまだ分からないのでまずはこちらから聞いてみる。
虎杖「そう!おねえさんに聞きたいことがあって」
『私に少年の聞きたいことの解答が話せるか分からないけど…。』
虎杖「虎杖悠仁!」
『?』
少年が私に笑顔を向けてそう答える。
虎杖「俺の名前!少年じゃなくて虎杖悠仁!んでこっちがー」
伏黒「自分で言える。伏黒恵。」
釘崎「私は釘崎野薔薇。…おねえさんの名前聞いてもいいですか?」
3人の目線が私に突き刺さる。
うぅ、、
『わ、私はAAです。』
私も名前を名乗る。
伏黒「A…A…か。単刀直入に聞きます。
五条 A さんとは関係はありますか。」
『ッ!!!』
ドクンッーー
ドクンッーー
全身の脈が一気に大きく音を高める。
やっぱり、この子達は……五条家の……
逃げなきゃ……
この子達から……
平凡な日々の為に……
釘崎「伏黒、単刀直入なのはいいけどそれだけだと嫌がられるでしょ!」
虎杖「Aさん、俺たちは敵じゃない。話をしたいだけなんだ。もちろん無理強いはしない…」
そう言って困った顔をする少年…虎杖くん。
虎杖「確かに俺たちは 五条 A さん を探して連れてくるように言われてここまできた。でもまずは話をききたいと思っているんだ。」
そう言って目の前に迫る虎杖くん。
真っ直ぐな目をしており嘘を言っているようには見えない。
他の2人も真剣だ。
きっとこの子達は私を無理やり拘束することはないだろう。
それなら…
『そっか……ちょっとまってね…』
私はカバンからコンタクトケースを取り出し、
付けていたカラコンを外した。
そして頭に付けていた黒髪のウィッグを勢いよく外す。
その瞬間強い風が私たちに吹きぬける。
ウィッグの中に隠していた地毛の白い髪の毛が
風にたなびく。
『改めて…虎杖くん、伏黒くん、釘崎さん 初めまして。 五条 A です。よろしくね 』
3人にむけてそう微笑む。
口を開けて固まる3人。
…心做しが3人とも少し顔が赤いような気が…?
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舞(プロフ) - amroさん» 今から見ます〜! (8月29日 22時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - あまねさん» あまねさん、コメントありがとうございます!何も聞かずに主さんを見守ってくれていた大家さん…実は…。是非今後の更新もお待ちいただけますと幸いですっ! (8月29日 22時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 舞さん» 舞さん、コメントありがとうございました。遅くなりましたが更新しておりますっ、お暇な時にでも読み返して頂けたら嬉しいですっ (8月29日 21時) (レス) @page27 id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 夢主のピンチの時に大家さん再登場するとか熱すぎる妄想してしまった (8月29日 21時) (レス) @page26 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - amroさん» 久しぶりの更新ありがとうございます! (7月8日 0時) (レス) @page24 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:amroxxx | 作成日時:2020年12月30日 14時