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【03】悠仁side ページ6



なるほどな……。
それでこの地域にいると思った訳だ。

確かに強い呪霊の気配はしないが小さい呪霊ならたまにその辺をうろうろしているみたいだ。


釘崎「…虎杖あんた肩に呪霊乗ってるわよ」

そう言われて自分の肩をみると小さい呪霊が座っていた。


虎杖「あぁ!いつの間に。」


大人しくて、害は無いがちゃんと祓っておこう。
そう思った時に


伏黒「…俺が気になるのは五条先生だ。」


伏黒がそう言って目線を窓の外に向けた。

俺と釘崎は黙って伏黒に目を向ける。

伏黒「…家を出ていったと言うことは何かしらその人にとって辛いことがあったんだ、 それを8年も放置して急に連れ戻すなんて五条先生は何を考えているんだ…」



伏黒が言うことも一理ある。
会いたい と思うならもっと早く先生なら見つけられたはず。


家族だから…だからこそ


虎杖「だから俺たちでみつけて事情をきくんだ!
妹さんに会って家を出た理由きいてさ、
そんで 五条先生に報告しない方がいい
と判断したらそうするし!
きっと先生も分かってくれるって」


俺は不安そうな伏黒に向かってそう答えた。


伏黒「…ふ、そうだな。」


釘崎「先生の事情ここまできいたならちゃんと私が納得する結末にしたいしね」

そう言って釘崎もドヤ顔でそう言った。



まずはみつけて話をきく。

そこから判断すればいいんだ。

俺たちの方針は決まった。



その時

店員「お待たせ致しました。コーヒー2つとダージリンティー、ケーキセットです。」


店員さんがいいタイミングで飲み物を運んできてくれた。

釘崎「わぁ!待ってました!」
伏黒「…ありがとうございます…」
虎杖「ありがとうございまー」

店員「あれ…キミ…」


店員さんが俺の顔をみて不思議そうな顔をする。



店員「……肩に」

目線は俺の顔ではなく肩の方だったらしい。


虎杖「あぁ!大丈夫です!後で祓っとくんで」


店員「分かりました。ではごゆっくりどうぞ」
そう言って下がる店員さん。


釘崎「ねぇ!虎杖!ケーキめちゃくちゃ美味しい!」

声につられて横をみると
もうケーキセットの半分に手をつけた釘崎がそう声をだす。


虎杖「食うの早……」

釘崎「乙女にそういうこと言わないで。てかあんた早く肩のやつ祓ってよね。」

釘崎が指をさす。

虎杖「わりぃ、まだ力のコントロールが…」

伏黒「おい…」



伏黒が驚いた顔で俺をみる。

俺と釘崎は顔をあわせて?を浮かべる。


え…何か…あった…?

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(プロフ) - amroさん» 今から見ます〜! (8月29日 22時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - あまねさん» あまねさん、コメントありがとうございます!何も聞かずに主さんを見守ってくれていた大家さん…実は…。是非今後の更新もお待ちいただけますと幸いですっ! (8月29日 22時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 舞さん» 舞さん、コメントありがとうございました。遅くなりましたが更新しておりますっ、お暇な時にでも読み返して頂けたら嬉しいですっ (8月29日 21時) (レス) @page27 id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 夢主のピンチの時に大家さん再登場するとか熱すぎる妄想してしまった (8月29日 21時) (レス) @page26 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - amroさん» 久しぶりの更新ありがとうございます! (7月8日 0時) (レス) @page24 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:amroxxx | 作成日時:2020年12月30日 14時

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