【37】ﾋﾞﾛｰﾄﾞｳｪｲ ページ39
、
「シトロン君にせっかくなら美味しいリンゴで美味しいものを食べてもらいたくてねぇ…Aちゃん、甘い物作るの得意でしょ？シトロン君アップルパイ知らないみたいだしおばちゃんからのお願い〜」
別に嫌じゃないし、おばちゃんのご好意だし…
『分かりました！美味しいやつ作りますね！』
「あらーよかったわ！シトロン君、この子の手作りお菓子本当に美味しいから楽しみにして」
「oh!!! それは楽しみネ！マダムありがとうダヨ」
そうおばちゃんの手をとりにっこり笑うシトロンさんは王子様みたいにかっこよくておばちゃんもメロメロだった。
お店を出るとシトロンさんが
「お家まで送るヨ！」
と言ってくれたので甘えることにした。
おばちゃんから貰ったリンゴをシトロンさんが持ち、私の家までむかう。
家にむかう間シトロンさんと色々お話した。
話してみて分かったけどシトロンさんは、舞台ではクールで口数の少ない美形だなって見てたけど、
実際のシトロンさんは不思議な日本語を陽気に使う笑顔が素敵な美形だった。美形には代わりない。
「A は 劇 好きですカ？」
『最初は好きとか嫌いとかじゃなくてとりあえず見てみようと思ってました。そして初めてみたmankaiカンパニーの劇がとっても面白くて劇が好きになりました！千秋楽も見に行きます！』
「ワタシもmankaiカンパニーのみんな大好きダヨ！そして大好きなmankaiカンパニーを好きでいてくれる A も好きダヨ!!」
そういって満面の笑みを向けてくるシトロンさん。
ま、眩しい…これが美形…。
そうして話していたら家が近づいてきた。
『あ、もうそろそろ家が近いので大丈夫です。シトロンさん、ここまでありがとうございました。』
そう言ってシトロンさんからリンゴを受け取る。
「沢山お話できてワタシ乾杯ダッタヨ！」
『感激ですかね』
シトロンさん語が分かってきた。
『それじゃ作ったらmankaiカンパニーへ届けに行きますね。多分…20時ぐらいだと思います。』
今はお昼だから多分作り始めて向かったらそれくらいかな。
「分かったヨ！腰をながーくして待ってるネ!!!」
『それは “首を長く”です。ではー』
シトロンさんに手を振り家まで歩く。
『ふー、ただいまーっと』
とびっきり美味しいの作らなきゃな〜。
茅ヶ崎とか真澄君にも会うかもだし多めに作ろっと。
そう考えながら私は台所に向かった。、
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淡乃舞夢(プロフ) - とても面白いです!!話の続きがすごく気になります！更新頑張ってください！他の作品も大好きです!!応援してます！ (2021年12月30日 21時) (
レス) @page45 id: e901e877e4 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - コメントして下さった方本当にありがとうございます。更新の活力になります;;;;; ひとまずではございますが3話upしました。近いうちにまた更新できればと思います。 (2018年8月5日 22時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - とても面白いです！！更新再開お願いします！ (2018年8月5日 9時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - とっっっても面白くて大好きです！続きが気になります！頑張って下さい！ (2018年4月2日 0時) (レス) id: 2a6beebaab (このIDを非表示/違反報告)
宵宮月 - 初めまして。とても面白いですね！こういうの好きです＾＾頑張ってください♪ (2018年1月12日 23時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2017年11月15日 20時
