White Dream Story -2-

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《宮舘side》


あ、やっぱり驚いてる。
翔太自身は気づいてないんだろうけど、全部顔に出てるよ？
まだ何か、苦しいんじゃない？


涼「無理にしようとは思わない。
　 翔太が必要だと思うなら、するよ。」

翔「‥‥。」


数分、翔太は悩みに悩み、


翔「お、お願い、します‥‥」


うん、そんな気はしてた。
俺は優しく膝の上に引き倒すと、翔太のズボンと下着に手を掛け、一気に膝まで引き下ろした。


翔「っっ⁈」


自分からお願いしたことだとしても、恥ずかしいのだろう。
耳まで真っ赤だ。
そんな翔太のお尻を撫でながらお説教。


涼「今からお尻ぺんぺんするけど、翔太は何がいけなかったと思う？」

翔「ふへっ⁈えっと‥‥壁、殴ったこと？」

涼「うん、それもあるよね？他にもなぁい？」

翔「へっ⁈他‥‥ごめん、分かんない、です‥‥」

涼「そっか。
　 じゃあまずは壁を叩いちゃったお仕置きしようね？」


俺はお尻から手を離すと、高く振り上げ、そして振り下ろした。


バチンッ！


翔「ぎゃぁっ‼︎」


バチンッ！


翔「ぃったぁいっ‼︎」

涼「うん、痛いね。
　 手も痛かったでしょ？」


バチンッ！


翔「ぎゃんっ‼︎」

涼「自分のこと傷つけるのは駄目。
　 アイドルだからとか関係なく、翔太を傷つけるのは翔太自身でも許さないよ。」


バチンッ！


翔「ぃだぁぁいっ‼︎」

涼「ほーら、しっかり反省しようね？」


バチンッ！


翔「あぁっ‼︎ごめんなさいぃっ‼︎」

涼「傷つけたくなったら、俺がこうしてお尻ぺんぺんしてあげるから、ね？」


バチンッ！


翔「いぃぃっ‼︎やだぁぁっ‼︎」


あははっ！そうでないと困ります。
お尻が林檎のように赤く熟れた頃、俺はふと手を止める。
翔太は半泣き状態で、肩で息をしている。


涼「翔太？翔太はさ、今みたいに俺が悩んでたら、どう思う？」

翔「ふぇっ？‥‥やだ。」

涼「やだって？」

翔「話してほし‥‥あっ！」


分かったみたいだね。
俺の言いたかったこと。


涼「そうだね。俺も同じこと翔太に思ってるよ？
　 前に俺に言ったよね？甘えていいんだよって。」

翔「‥‥うん。」

涼「もっと頼ってよ。
　 メンバーだし、幼馴染なんだから。」

翔「‥‥うん。」

涼「じゃあ素直に頼れなかった分も反省しようね？」


俺はニッコリ笑ってそう言うと、再び右手を振り上げた。

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