White Dream Story -2-

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A「ぅっ‥‥ふぇぇ‥‥」


亮平くんの宣言通り、私がどんなに泣いて暴れても、しっかり反省するまでお仕置きは続いた。
お尻が燃えるように熱くて痛くて、自分の体とは思えない。


今もまだお膝の上でグズっている私。
そんな私のお尻を撫でながらお説教する亮平くん。
これじゃあカップルというより親子みたいじゃん(泣)


亮「Aがここまで勉強してないとは思わなかったよ。」

A「ヒック‥‥ごめ、なさぁぁぃ‥‥」

亮「うん、お約束は守ろうね？」


言い聞かせる声からは、もう怒りは感じられない。
いつもの優しい声色に一安心する。


A「っく‥‥お尻、ぃたいぃ‥‥」

亮「うん、痛かったね。」

A「こぁかったよぉ‥‥ぐすっ‥‥」

亮「怖かったね、よしよし。」


決して私の言葉を否定せず、慰めてくれる亮平くん。
ちょっとくすぐったいけど、妙に心地良い。


亮「それにしても、Aも子どもっぽいとこあったんだね？」

A「っっ⁈」

亮「いつも俺に合わせて無理してた？」


正直当たらずとも遠からず。
大学生の彼に釣り合うような彼女になりたいと思ってたのはほんと。
でも、無理をしてる気は全くなかった。


A「子どもじゃないもんっ‥‥」


恥ずかしさと少しの意地で、否定する私。
でも、今の私では説得力がないのか、


亮「ん？お尻ぺんぺんされて泣いてるのに？」


何て言われる始末。
すっごく悔しい‥‥


亮「これに懲りたら補習しっかり受けて、追試も受かんなさい。」

A「はぁい‥‥」


「よろしい」と言いながら、私の体を起こしてくれる亮平くん。
頭をクシャっと撫でられ、ぎゅーっと抱き締められた。


こんなことされちゃったら、キュンキュンしちゃうよぉ。
少し甘いムードに酔っている私に、亮平くんから爆弾発言。


亮「次また悪い子になったら、こんなんじゃ済まないからね？」


へっ？


亮「Aにはお仕置きが有効だって分かったからね。」


笑顔で恐ろしいこと言ってる‥‥
勝手にデータ取って分析しないでくださいっっ‼︎




fin

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