White Dream Story -2-

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《Aside》


そして冒頭に戻る。
正直、亮平くんの顔からは感情が読み取れない。
だって言ってることと表情がチグハグなんだもん‥‥


亮「俺言ったよね？勉強しなさいよって。」

A「そう‥‥だっけ？」

亮「はぁ‥‥Aはお話も聞いてなかったの？」


あからさまに溜息を吐かれた。
これって謂わゆるお説教‥‥だよね？
恥ずかしくって、なんだかムズムズしちゃう。


亮「Aは随分悪い子だねぇ？」

A「なっ⁈」


悪い「子」ってなに⁈
歳だって17なんですけど⁈


亮「言っても分からない子には、どうしたらいいか知ってる？」

A「えっ？」

亮「こうするんだよっ！」


私の手を掴んで引き寄せたかと思ったら、あっという間に亮平くんの膝の上に乗せられていて‥‥


ぱんっ


A「へっ⁈」


ぱんっ


A「な、なにっ⁈」


ちょ、ちょっと待って⁈
私、今、お尻叩かれてない⁈


ぱんっ


A「ちょっ、亮平くんっ！」

亮「なぁに？」


ぱんっ


A「なにじゃなくてっ！これっ！」

亮「知らない？悪い子は昔からお尻ぺんぺんって決まってるんだよ？」


ちっちゃい子に言い聞かせるように話す亮平くん。
制服のスカートの上から叩かれていて、そんなに痛くはないものの、逆に羞恥心を刺激される。


ぱんっ


A「やだやだっ！こんなのおかしいって！」

亮「そうだね、おかしいね？
　 でも悪い子なんだから仕方ないよね？」


そう言うと、制服のスカートに手が掛かり、下着姿のお尻が露わになった。


A「ちょっ、やだっ！えっちぃっ！」

亮「こらっ、暴れないのっ。」


ばちんっ


A「いったーっいっ‼︎」


スカート1枚でこんなに変わるの⁈
叩かれたところがピリピリする‥‥


ばちんっ


A「あぁんっ‼︎」

亮「全く‥‥あれほど言ったのに。」


ばちんっ


A「きゃんっ‼︎」

亮「勉強するのはAの為でしょ？」


ばちんっ


A「いたぁぁいっ‼︎」

亮「それに、勉強してるって嘘ついたよね？」


ばちんっ


A「ふにゃっっ‼︎」

亮「しっかり反省出来るまでお尻ぺんぺんだからねっ。」


ああぁぁんっっ‼︎もうやだぁぁっっ‼︎

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