White Dream Story -2-

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《深澤side》


俺の膝の上で泣き叫ぶ照と、林檎のように真っ赤に染まった照のお尻。
この光景も懐かしいなぁ‥‥
昔はこれがしょっちゅうで、日課みたいになってたけど(笑)


さて、そろそろかな？


辰「ひーくん？なんで深澤さんがここまで怒ってると思う？」

照「ふぇっ‥‥悪い子、だから？」


間違いではないけど(笑)


辰「SnowManのリーダーはだぁれ？」

照「ヒック‥‥おれぇ‥‥」

辰「そうだね。
　 ひーくんがリーダーで嫌だなんて誰か言った？」

照「‥‥っく‥‥言って、なぃ‥‥」

辰「だよね？
　 それなのに、ふっかのが向いてるなんて言われたら悲しいよ？」

照「‥‥ぅっく‥‥」

辰「それにね？みーんな照を信頼してるし、頼ってる。
　 だからって、みんな照におんぶに抱っこで居ようとは思ってないよ？」

照「‥‥ひっく‥‥」

辰「リーダーだからって、なんでも背負い込まなくていいの。
　 甘えたいときは甘えなさい。」


照の頭をクシャクシャと撫でてやると、引っ込みかけていた涙がまた出で来たみたいで、一生懸命手で拭っている。


辰「さて。」

照「？」

辰「反省も出来たところで、仕上げといこうか？」


照の顔から焦りの色が見える。
反省出来たところで、しっかり刷り込んでおかないとね？
俺はもう一度照の腰を抱え直すと、右手を大きく振り上げた。


バチィィィインッ！


照「ああぁぁっっ‼︎」

辰「ほら、仕上げのときはどうするんだっけ？」


バチィィィインッ！


照「ぃたぁぁああいっっ‼︎ごめ、ごめんなさぁあいっっ‼︎」

辰「そうそう。ほーら、まだまだ。」


バチィィィインッ！


照「ぃぃいいっっ‼︎ごめんなさいぃぃっっ‼︎」

辰「よーし、もういっちょ。」


バチィィィインッ！


照「ああぁぁんっっ‼︎ごめんなさぁぁあいっっ‼︎」

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