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《宮舘side》


一打一打が本当に痛い。
耐えているのに、自然と滲む涙。
嫌だと思っていても、俺の意思とは関係なく流れ始める。


バチィィィインッ!


涼「ぃたぁぁいっっ‼︎」


もう恥も全て投げ捨てて、思い切り泣きたいと思う反面、弱い自分を晒したくないと思う心との間で、俺の頭の中はグチャグチャだ。


バチィィィインッ!


涼「ああぁぁっっ‼︎」


どれくらい叩かれたのか、体感では何時間、でも実際は10分も叩かれていないのかもしれない。
それでも、今の俺には永遠とも思える時間。
いつ終わるかも分からない不安が襲う。


涼「‥‥っく‥‥」

和「ダテ?大丈夫?」


いつの間にか平手は止んでいて、亀梨くんが俺に話しかけている。
この状態で、大丈夫な訳がない‥‥けど、


涼「‥‥ひっ‥‥大丈夫、です‥‥」

和「そんな訳ないでしょ?(笑)」


ぱちんっ


苦笑しながら、お尻を軽く叩く亀梨くん。
それでも十分すぎるくらい痛い。


和「何でそんなに強がんの?
  誰もダテのこと弱いなんて思わないよ?」

涼「ふっ‥‥でもぉ‥‥」

和「とりあえず、話してみろって。
  それとも、まだいる?」


ぱしんっ


涼「わっ‼︎も、もうやですっ‼︎」


もう一発も叩かれたくない。
俺は渋々、自分の悩みを打ち明けた。




《亀梨side》


話は大体分かった。
恐らく、理想や周りからの宮舘像と、本当の『宮舘涼太』とのギャップの問題だろう。
でもこれって、このお仕事してると永遠のテーマなのかもしれない。


和「俺さ、思うんだけど、ダテはダテでしょ?
  『亀梨和也』でもないし、他の人でもない。」


コクンと頷くダテ。


和「俺からするとアイドルの宮舘涼太も、バラエティで活躍してる宮舘涼太も、どっちもお前だと思うよ?
  どっちかにならなきゃいけないなんてこと、ないんじゃない?」


ぽかんとしているダテ。
自分の中にはない答えだったのか、理解が追いついていないのか‥‥


和「ありのままのお前でいいと、俺は思うよ?
  唯一無二の存在なんだから。」

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CECIL(プロフ) - わのんさん» コメントありがとうございます!気に入って頂けたなら良かったです♪また読みに来てくださいね! (2月25日 8時) (レス) id: bc8a21d14d (このIDを非表示/違反報告)
わのん(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございました😭💞💞いわふか最高でした😻またかわいいひーくんも、みんなのお兄ちゃんしてるひかるくんも見れることを楽しみにしています☺️‼️ (2月24日 21時) (レス) @page47 id: b68e34ba0f (このIDを非表示/違反報告)
CECIL(プロフ) - みみさん» コメント&リクエストありがとうございます!順番に書かせていただきますので、お時間かかるかもしれないですが、頑張らせて頂きます♪ (2月24日 20時) (レス) id: bc8a21d14d (このIDを非表示/違反報告)
みみ - リクエストお願いします!めめがいわふかにお仕置きされるお話しをお願いしたいです。 (2月24日 16時) (レス) id: 9854f34091 (このIDを非表示/違反報告)
CECIL(プロフ) - ホニョホニョさん» コメントありがとうございます!気に入って頂けたみたいなので何よりです♪リクエストしていただいて大丈夫です!遅くなるかもしれませんが、順番に書かせて頂きます! (2月21日 18時) (レス) id: bc8a21d14d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:CECIL | 作成日時:2024年2月3日 22時

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