淡雪の内緒事���� ページ39
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「さてと、Aは明日も早いしそろそろ寝る？」
リビングでまったりとおしゃべりをしていたが、ふと時計を見てみればもう針は12時を回っていた
「ありゃもうこんな時間か！
確かに隣とはいえ午前中からだし寝ようかなぁ」
「うんうん
俺はなんか車ん中で中途半端に爆睡しちゃったから眠くないし、少し配信でもしてから寝るよ」
引っ越しのために徹夜で来てくれたのに、今日も配信とは…本当にレイドくんは配信ジャンキーだなぁと感心する。
Aもなんだかんだ平日も余暇の大半を費やしているし、ここ最近は休日も2回行動や前の倍近い時間配信していたりと配信時間を増やしてはいたが、レイドくん周りの配信者を見るとちょくちょく枠立て直しなんて聞くもんだから、私もまだまだだなと思う日々…
「…ねね、配信してるとこ見ててもいい？」
「えぇ〜…」
「危ない橋渡ろうとしてるのはわかってる！！！
でも、今は少しでも配信者として成長したいの…
ぜっっったい物音立てないから…！！！！！」
「うっ」
「スリッパも脱いでく！
なんなら衣擦れ音がするかもなら服脱いでくから！」
「それは絶対やめないさい…！！！！！！！」
こんな時間に誰かいるとなれば、恋人説が浮上するのは目に見えているので自分が危険なことをお願いしているのは自覚している…
だけど配信者として尊敬しているレイドくんが、どういうふうに配信しているんだろうという勉強欲が抑えきれないのだ
画面越しにはわからない、体の動かし方やマイクの位置、画面の使い方など…
PCの事もよくわからず飛び込んでしまった自分には全てが自分の配信の糧に出来そうで。
「う〜〜〜〜ん！！！！
絶対声出しちゃダメだからね？？？？？！」
「やった〜！！！！」
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作者名：みずと | 作成日時：2022年12月7日 19時
