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淡雪の内緒事��⓪ ページ21
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「！！！！！」
次の日の会社のお昼休憩中
AはいつものようにSNSチェックをしていると、レイドくんが渋ハルカスタムの訂正告知を出しているツイートが目に入りリツイートしようと目を通した時に、言葉を失って危うく持ってたお茶を落とすところだった
まさかの主催チームの欠員補充として呼ばれてしまったのだ…
主催チームといえば渋ハルがいて、そのチームはずっとメイン配信としてやりとりが映し出されている
あんな気軽に出て〜みたいな言い方されたらそんなこと想像しないよ〜〜〜！！！
二つ返事ででOKした自分と、軽い感じの誘い方をしてきたレイドくんにこの時ばかりは恨めしく思うのだった
そこからはというと、業務の隙をついてはスマホを開き出場するゲスト枠の人たちの情報をかき集め頭に詰め込む作業を必死にこなす午後になった
ゲームの実力は渋ハルやレイドくんの足元にも及ばず、どうあがいても足を引っ張るのはわかりきっている…
ならトークだけでもなんとかお荷物にならぬよう頑張らなければ、選手生命ならぬVtuber人生がかかっているのだ…
付け焼き刃ではあるが大学受験時並みに頑張ったおかげか、とりあえずは名前を振られても大丈夫そうな雰囲気は出せるように、事前集合までには出来た…
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作者名：みずと | 作成日時：2022年12月7日 19時
