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drm「…で? 何か言う事は?」
私は地面に正座し、その前には仁王立ちするだるまさんが居た。
周りには怒られている私をニヤニヤ顔で見ているローレンさんや葛葉さん、興味なさそうに他の作業をしているsellyさん達。
助けて、との視線を送ったが見事に無視された。
drm「ほんま…、俺らが来なかったらどうするつもりやったん?」
『これで自害するつもりでした』
drm「な…ｯ!? なんでそんなん持ってんねん?!」
懐に入れっぱなしだった拳銃を取り出して見せるとだるまさんはギョッとし目を見開いた。
「そんなの」って…、さっきまでこれよりも火力のある銃をぶっ放してた人のセリフでは無いだろう。
『月島さんから、護身用にと』
drm「護身用で自害すな」
これは没収です!、と奪われる拳銃。
彼は銃の中を確認する。
drm「…! これ、」
tksm「あー…Aさん、ごめん。その銃、弾は入ってないんだ」
『え?』
tksm「脅しにでも使えたらなぁって思って渡したけど…」
月島さんのカミングアウトに私は銃を渡しただるまさんを見た。
彼は弾倉部分を見せてくれた。
中は確かに空白で弾は一つも入ってない。
tksm「まさか自害に使おうとするとは…まぁAさんらしいけど」
月島さんは小さく笑うとだるまさんから銃を受け取った。
drm「生きてないと儲けにならんのに死んでどうするん…」
『…言ったじゃないですか、だるまさんに出会った分のお釣りがあるんですよ』
だるまさんは眉を下げ、困った顔をする。
その表情は寂しげで罪悪感を抱いた。
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ｱｶﾂｷ(プロフ) - お茶呑み星人さん» コメント有難うございます。書きたいものを気紛れに自己満で書いているのでそのように言って頂けて嬉しいです。またおまけも書けたらと思っていますので機会がありましたらよろしくお願い致します (5月5日 23時) (
レス) id: 57b975c22b (このIDを非表示/違反報告)
お茶呑み星人(プロフ) - RPであることを踏まえてキャラ立ちとストーリーが良過ぎて読み応えあるのに疾走感のあるお話でした！トキメキをありがとうございます！最高！ (5月5日 17時) (レス) id: f23fab1da2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｶﾂｷ
| 作成日時：2024年4月17日 15時
