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『「あ、」』
屋上への扉を開ける所、ドアノブに伸ばした手が触れ合う。
『美兎ちゃん先輩〜!!♡』
飛び付くAを華麗に避けるのは3年、月ノ美兎。
tkn「こんな所で何を?」
『不破が此処に居るので...、美兎ちゃん先輩こそ、屋上なんて珍しいですね』
tkn「社長に用があって...、屋上に居るって聞いたので」
月ノはそう説明しながら再びドアノブに手を掛け扉を開いた。
瞬間、吹き抜ける風を正面から受ける。
knmt「おい甲斐田〜!」
kid「えーーー?! 俺ーーー?!」
fw「あははｗｗｗ」
賑やかな声の方へと進むと一人の男が二人の存在に気付く。
kgm「あれ、お二人共どうしたんですか?」
座ってても分かる高身長であろう茶髪の男、加賀美(3年)。
高校生でありながら企業し、社長をしている凄い人だ。
『しゃちょ〜〜〜』
kgm「まずは挨拶ですよAさん」
『今日も顔が良いですね!!』
kgm「…はい、おはようございます......(諦め)」
tkn「何その挨拶」
月ノの冷静なツッコミを今度はAが華麗に無視する。
ハグを避けられた仕返しだ。
『剣持、甲斐田いじめるのやめなよ』
knmt「おい、僕一応先輩だからな? 敬語使え?」
『剣持の尊敬出来るところ、今の所顔だけだから…ごめんね』
knmt「此奴.........ｯ!!」
社長と同じく3年、剣持。
口ではそんな事を言い合うが実際のところ仲が良いからできることである。
kid「俺A先輩の正直なとこ好きっスよ」
『嬉しい〜、私も甲斐田好き』
kid「顔がね?」
『...よく分かってるとこも好きだよ』
甲斐田は不破の子分で、たまに軽音部にも遊びに来る。
可愛い後輩だ。
kgm「…本当にぶれないですよね...」
tkn「ここまで来ると逆に清々しいわね...」
kgm「それで、委員長とAさんはどうして此処に?」
tkn「そうでした、今年の文化祭の件で相談がありまして...」
折角楽しい時間を過ごしていたであろう所を邪魔してしまったのが申し訳ないのか月ノは言いずらそうにそう言ったが、社長は「嗚呼、では教室に戻りましょう」と嫌な顔1つせずこの場を後にした。
『社長かっけ〜』
fw「Aちゃんはどうしたん?」
『ん? 不破が此処に居るって聞いたから顔を見…遊びに来たんだよ』
knmt「隠しきれてないんだよなぁ」
kid「今更隠す必要あります?」
『そこうるさい』
不破は嬉しそうに目を細めて笑う。
その表情に剣持も甲斐田も思わず口を閉じた。
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ｱｶﾂｷ(プロフ) - 白瀬さん» 初めまして、コメント有難うございます。無事完結できて安心しています... 続編と次作は準備中ですので公開しましたらまたお時間ある時にでも宜しくお願い致します (3月26日 15時) (
レス) id: 705697b03a (このIDを非表示/違反報告)
白瀬(プロフ) - 完結おめでとうございます。読んでいてとても楽しかったです！お疲れ様でした…次回作も楽しみにしています。 (3月26日 14時) (レス) @page46 id: fce1309fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ｱｶﾂｷ(プロフ) - あさきさん» コメント有難うございます。完結の目処が立ちましたので最後まで楽しんで頂ければ何よりです... (3月23日 22時) (レス) id: 0970181027 (このIDを非表示/違反報告)
あさき(プロフ) - え、も、もう、最高すぎます！！！！！！！🫶🫶❤❤︎大好きです！！！！メンクイ夢主ちゃん最っっっっっ高に可愛い！！！💍🤍🕊🏳️💍 (3月20日 23時) (レス) @page14 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｶﾂｷ
| 作成日時：2024年3月16日 8時
