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ギリ、と奥歯が軋む音がする。
体中に駆け巡る感覚を力む事でどうにか抑えようとしたが上手くいかない。

 






「こらこら、A、力抜け」

『んァ...、、だって...』

「こっち向いて」

『待...っ! ばか!! 急に動か...ッ、ないで』

 





お互いの重なり合う身体が熱を持ち、思考すらも溶けていく。
銀時はAを自分と向き合う体勢に整えてから、また緩々と腰を揺らした。


 





『......ンッ、〜〜〜!!』

「声聞きたいけど、神楽が居るからな...」

『ゃ、ばか、ばか!!』

「我慢してる姿はそれはそれで燃えるけど」



 





声を我慢するので必死な彼女は銀時の首に腕を回し、必死にしがみついていた。
銀時にとってはそれすらも愛おしくて、幸せを噛み締める。


 






「なぁ、もう動いて良い?」

『だめっ、だめ...』

「このままだと終わらねぇよ?」

『声出ちゃ、う』



 





銀時はほんの少しだけ困った顔をして、何かを考えるとバサりと掛布団を被った。
視界が暗くなるがこれだけ近くに居れば相手の顔も見えなくはない。



 






「これで少しは防げるだろ?」


 






つーかもう限界。


銀時はググ、と自身のそれを彼女の中へと深く入り込むとそれを合図に強く腰を打ち付ける動作を何度も繰り返す。








 

『ん"ッ、ぁ!! あッ!! や...イ』

「ん、A...ッ」

『〜〜〜ッ!!』


 






ビクンっ、と大きく跳ねるAの身体。
彼女が達したのを確認すると銀時もまた小さく唸り声を出した。



 
 




「『はぁ......、はぁ、』」


 






息を整える2人だが布団を被っているせいで熱が冷めることはなかった。
暑さをどうにかしたいが離れたいとも思わない。

 








『ね、ぎんとき』

「ん?」

『キスして…』

「...! 仰せのままに」

 
 







溶けるように甘い口付けを何度も繰り返す。
それはまるでお互いを食べるみたいに。








 

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アカツキ(プロフ) - 〇〇さん» 初めまして、コメント有難うございます。そのように言って頂けて嬉しいです。パスワードの件ですが、現在全ての作品に置いて鍵の掛かっている作品は非公開とさせて頂いています。公開の予定もパスワードをお教えする事も出来ません。申し訳ありません (4月14日 9時) (レス) id: 7588857b81 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - すごくよかったです 読んでてドキドキしてなんかもう最高でした!! あの質問なんですけどパスワードがかかってる小説あるじゃないですか、その、パスワードって教えていただけますか? (4月14日 7時) (レス) @page44 id: 6c4944cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - 蘆花さん» 初めまして、コメント有難うございます。既に完結の目処も立っておりますので最後まで楽しんで下さると嬉しいです (2023年3月28日 12時) (レス) id: 59cea801ed (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - やだステキ応援してます! (2023年3月28日 12時) (レス) @page11 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - 東雲さん» コメントありがとうございます。出会いについてはこれから少しだけ書けたらなと思っておりますので楽しみにして下さると嬉しいです (2023年3月27日 19時) (レス) id: 61673d253f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アカツキ | 作成日時:2023年3月25日 20時

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