年長少年団。そのいち (ページ13)

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● どっくんどくんページ13

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TH「 … ねえぬな」

私とテヒョナだけ一日オフな今日。

他の皆は雑誌の撮影やらバラエティ番組での個人活動やらなんやら。

私は自分1人で使わせてもらってる自室でごろごろと特にすることもなくベットに寝転がってた。

そんな時に、さっきまで構って構って言ってたテヒョナが真剣な声で私に話しかける。

「今度はなに～～」

振り返ってテヒョナの顔をみると、目が合うその瞳はキラッキラに光ってる。

どことなく嫌な予感がする … 、

TH「よし、引っかかった！」

「、は」

TH「引っ！か！かっ！た！」

「はあ？てか、うるっさ … 」

TH「いひひっ構ってくれないぬなへのお返しー！」

園児かよ。怒

私が睨んでるとにやにやした顔で至ってフツーって感じで私のベットに入ってきた。

「ちょ、なにして TH「いいにおいー！」だからうるさいって！」

軽く叩けば痛いよぬな～って言いながらぐっと私との距離を縮めてくる。

いや、ちっか。

TH「んふふ」

「何きもい」

TH「え、酷い … 。俺はぬなのこと好きなのに … 」

「 … 誰もテヒョナの事嫌いとか言ってない！」

TH「え、じゃあ好き！？俺の事好き！？」

「ん、すき … 」

私がそう言うと静まり返る部屋。

え、待って。無言はやめて？

めっちゃ恥ずいやん … 、？

「ちょ、テヒョナ黙ってないで TH 「ぬな」

「え、何」

今まで見たことないくらい真剣な顔。

真っ直ぐなテヒョナの目線と私の目が絡み合えばドクンドクンと私の心臓が脈打つ。

TH「、俺以外にそんなこと言っちゃ駄目だよ」

「え、ちょ。どういう意味？」

TH「可愛いから。だからだめ。俺だけね」

不意に腰に回されたテヒョナの腕にぎゅっと力がこもってまた距離が縮む。

鼻と鼻がくっつきそう。

真剣なテヒョナの顔。

、こんなの私の知ってるテヒョナじゃない。

暫く私は固まってそのまま見つめ合ってると玄関からガチャッとドアが開く音がした。

JM「ただいま～」

メンバーの声が聞こえると同時にテヒョナの腕の力も緩む。

TH「ふふっ、なんつって！」

足早に出て行くその背中。

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「ばかてひょな … 」