青春ドッジボール（雄大） ページ10
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ク「A！ほら休み時間だよ！はい！外行く外行く！」
「もう…ほんと毎日飽きないね、クルミは」
ク「だってやっぱかっこいいじゃん、柾哉先輩」
「多分両想いだと思うけどな〜、あの感じ」
ク「…え！ほんと！？…じゃなくて、ほら行くよ！早く！」
･
今日も休み時間、私はクルミに連れられグラウンドに。
毎日毎日休み時間にドッジボールして、
クルミもそうだけど、この人たちもよく飽きないよなぁ…と
だってほら、大夢くんと豊凡くんなんて絶対球技苦手だよ
だけど毎日あの11人は楽しそうにドッジボールをしていて。
まあその中に私の彼氏も居るんだけどさ。
ク「雄大くんてさ、見かけによらず運動神経めちゃくちゃいいよね」
「それ、本人に言ったらすごい喜ぶよ」
ク「キャラ的には絶対的に運動神経悪いキャラなのにね笑」
「分かる。だってヒョロヒョロだしね、」
ク「でもそんなこと言いながらもAは雄大くんのことほんと好きだよね笑」
「まあね〜好きじゃなかったらあんなの毎日一緒に居れないよ笑」
またまた〜
そう言って私の腰辺りを指でつんつんしてくるクルミを他所に、私はただただ豪速球を投げ続ける雄大だけを見つめていた。
･
雄「A〜、帰るで」
「うん〜ちょっと待ってね」
私のクラスまで迎えに来てくれた雄大に少し待ってと伝え、髪の毛跳ねてないかなとかちゃんと唇に血色はあるかなとか手鏡で最終確認をする私。
雄大が来るまで何回も確認していたのに、やっぱりこの最終確認だけはしなければ気が済まない。もうこれは癖。
クルミにはあぁ言ってたけど、多分私は自分が思っている以上に雄大のことが好きで。割と、いやだいぶ乙女だと思う。
雄「今日なんの話しよったん？クルミちゃんと」
「ん〜？いつ？」
雄「休み時間、俺らがドッジボールしとる時」
「あ〜、あれだよ、男子ってほんと元気だなぁとか」
雄「ほんまに？」
「本当だよ笑 嘘つく必要ないもん笑」
雄「じゃあ空耳やったんかな〜、あれ」
「空耳？」
雄「おん、俺のことが大好きってやつ」
「…え、ちょっと何それそこまで言ってないよ！」
雄「そこまで…ってことは好きとは言っとったんや」
「…うわ、やられた」
雄「ふはっ…俺の勝ちやな笑」
そう微笑むと、雄大と繋がれている方の私の手はよりギュッと強く握られる感覚がした。
横を見れば夕日に照らされた雄大の顔
これからも私の青春でいてください。
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湊(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます😭そのお言葉が本当に本当に私の創作意欲に繋がります…！！至らないところだらけだとは思いますがこれからも読んでくださると嬉しいです💓 (2022年6月5日 21時) (
レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あいう(プロフ) - どのお話もキュンキュンしながら読ませていただいてます！これからも更新楽しみにしてます(*^^*) (2022年5月29日 19時) (レス) @page47 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - みちゅさん» コメントありがとうございます😭JO1の方もそうですが特にINIの短編は上手くいってる自信が無かったので本当にコメント嬉しいです😭今JO1の方が少しスランプなんですが、頑張ってお話書くので読んでくださると嬉しいです💓💞 (2022年5月19日 9時) (レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 最後のページ見て梓さんと湊さんが同一人物だったことにとても驚いてます、！INIの短編集もJO1の短編集も大好きです！これからも楽しく拝見させてください^^*更新楽しみにしてます！ (2022年5月18日 18時) (レス) @page44 id: 57d3c5b235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2022年2月13日 2時
