不器用だけど（大夢）☆ ページ4
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「大夢〜？先ベッド行っとくね〜」
寝室から聞こえるAの声
大「俺もすぐ行くー」
届いてるか分からないけどそう返事をして、口をゆすぐ。
うわ、やっぱり口内炎できてる。
さっき歯磨いてる時歯ブラシが当たって激痛がしたのはこれのせいだったのか。
まあ、いいやきっと放っておいてもすぐ治るだろうし。
･
大「うー寒い」
「…早く入りな…」
ベッドの中からはもう既にだいぶ眠そうな声がして
なるべく静かに入ろうと思ったけど
「…きゃっ…冷たい…笑」
俺の足がAの足に当たったみたいでほぼ悲鳴のような声をあげるA
その反応が面白くて俺はAの足に自分の足を絡める。
「もう…冷たいってば笑」
大「Aは温かいね。湯たんぽみたい。」
「もちろん。大夢専用の湯たんぽね」
大「当たり前じゃん、レンタルも販売もしてないから。」
「…ふふ笑」
だんだんとAの熱が俺の身体にも伝わってきて、あっという間に布団の中の空気が暖かくなるのが分かる。
「…今日は甘えた大夢ちゃんの日ですか？」
さっきから俺がAのことを後ろから抱き締めたまま離さないから言ったであろうその言葉
今日は、って言うより
本当は毎日甘えたいんだけど。
変なプライドが邪魔をしてそんなこと言えない俺は、今日も
大「…大夢ちゃんてなに」
なんて素っ気ない返事しか出来ない。
だけどAはいつものことだと言うように
「…可愛いなぁ、大夢」
ほらまた俺のことを可愛いって言う。
この前 ”可愛い" 禁止令を出したはずなのに
そんなことあったっけ？レベルで彼女の口からは俺に対しての可愛いと言う言葉がまあ沢山出る。
やっぱり俺も男だし、可愛いよりはかっこいいを言われたいと思うわけで。
一度Aに俺はかっこいいって言ってほしいって言ったけど、そういうこと言う所が可愛いのよなんて交わされたっけな。
ほら、俺の先輩の柾哉くんにはかっこいいって言うのに。
なんで俺は可愛いなんだろう。
「大夢」
大「…ん」
「今大夢が考えてること当ててあげよっか」
大「…なに」
「私の中で大夢は世界一かっこいいよ」
大「…え」
俺の考えてることを当てると言うよりは、俺が抱いていた不安をその一言で解消した感じで、
大「…もう眠たいんじゃないの、」
「またまた〜そうやって照れてる所も」大「うるさい」
どうせまた可愛いって言うんだから
そのうるさい唇塞いであげる。
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湊(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます😭そのお言葉が本当に本当に私の創作意欲に繋がります…！！至らないところだらけだとは思いますがこれからも読んでくださると嬉しいです💓 (2022年6月5日 21時) (
レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あいう(プロフ) - どのお話もキュンキュンしながら読ませていただいてます！これからも更新楽しみにしてます(*^^*) (2022年5月29日 19時) (レス) @page47 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - みちゅさん» コメントありがとうございます😭JO1の方もそうですが特にINIの短編は上手くいってる自信が無かったので本当にコメント嬉しいです😭今JO1の方が少しスランプなんですが、頑張ってお話書くので読んでくださると嬉しいです💓💞 (2022年5月19日 9時) (レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 最後のページ見て梓さんと湊さんが同一人物だったことにとても驚いてます、！INIの短編集もJO1の短編集も大好きです！これからも楽しく拝見させてください^^*更新楽しみにしてます！ (2022年5月18日 18時) (レス) @page44 id: 57d3c5b235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2022年2月13日 2時
