5、「記憶」 ページ6
〜駅前・カフェ〜
貴「…で、何の用？」
カルマ「んー、覚えてるのかな〜？って」
貴「…何を？」
カルマ「俺のこと」
貴「…まあ、少しは」
カルマ「小学校一緒だったのに？ww」
貴「え、そーだっけ？」
カルマ「…A…覚えてないの…？」
貴「…ん、それが全く。
けど、お前の事は分かったよ
赤羽業、幼馴染で…」
俺の、初恋だった。
カルマ「？続きは？」
貴「いや、何もない」
カルマ「なんだよ、それww
てか、今日の朝言ってたの…本当？」
貴「…朝？」
カルマ「ほら、俺の事嫌いってやつw」
貴「…さぁね、俺にはもう必要のない感情だからな」
カルマ「…それって…」
貴「…カルマ、いきなり消えてごめん。
俺、イタリア行ってたんだ
軌条家の次期当主となる為、いろんな修行をして
沢山の人をこの手で殺めてきた。
こんな奴、嫌だろ？
だから、もう…
これ以上関わるn「やーだね」…はっ！？」
カルマ「俺、覚えてるよ？
Aが消える前、俺には手紙くれたでしょ？
それに、ちゃんと帰って来た
これ以上、俺が喜ぶことなんてない
Aが帰って来たんだ、約束通りね」
貴「…ありがと」
カルマ「よし、駅前に美味しいクレープ屋さん出来たらしいから食べに行こう！」
貴「は？クレープ？」
カルマ「A甘いの好きでしょ？
奢ってやるからいこーよ」
貴「…そうっけ？」
カルマ「自分の事も忘れちゃったの？ww
ほら、行くよ！」
カルマは俺の手を引きカフェを出た
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作者名：秋雨橙俐 | 作成日時：2013年11月18日 21時
