【暗殺教室】喪った記憶ー。 (ページ19)

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18、「糖分」ページ19

～教室～

貴「で…

これは何？」

カルマ「クラスの女子全員からのバレンタインチョコレート」

貴「見りゃわかる

なぜ、俺に？」

カルマ「みんな、Aが好きだし
仲良くしたいんだよ」

貴「ああ、そう」

カルマ「…そろそろちゃんと話そうよ
みんな、何気に心配してるし

そんなキャラでいたら
ずっとそのまんまで極道とかって呼ばれるよ？」

貴「極道！？」

カルマ「…バラしてもいいんじゃない？
別にもういいでしょ」

貴「…逆に

嫌われたり…するんじゃないかって…

そんなことにビクビクしてる自分が嫌でさ…ww」

カルマ「俺はお前の正体知ってるし
別に皆がAを否定したとしても
俺は一緒にいるから

話そうよ」

貴「…うん」

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～渚side～

これから月に1度の全校集会

僕等E組には…
気が重くなるイベントだ

メガネ「渚く～ん」

ソバカス「おつかれ～」

メガネ「わざわざ山の上からこっちに来るの大変でしょ～」

ぎゃははははwww

渚「……」

貴「潮田」

渚「え…？」

貴「気にするな

俺が仕返ししてあげる」

渚「う、うん」

嫌な予感しかしない…

E組の差別待遇はここでも同じ

僕らはそれに長々と耐えなければならない

校長「…要するに
君達は全国から選(よ)りすぐられたエリートです

この校長が保証します！

…が、慢心は大敵です

油断してると…

どうしようもない誰かさん達またいになっちゃいますよ」

全校生徒が笑い声をあげた
僕等を見て、嘲笑う

校長「こら君達笑いすぎ！！
校長先生も言いすぎました」

菅谷「渚、そーいやカルマは？」

渚「サボリ

集会フケて罰喰らっても痛くも痒くもないってさ
成績良くて素行不良ってこういう時羨ましいよ」

菅谷「そーいやあ、軌条はカルマと一緒に行かなかったんだな」

貴「ん？あぁ…
どーせ、あいつ寝るだけだろうし俺暇だし

何より…学年主席の俺を嘲笑う奴等の面を見たくてさぁ？(ニヤリ」

少し大きな声で全校生徒や職員に聞こえる様に言った