【暗殺教室】喪った記憶ー。 (ページ11)

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10、「さわやか」ページ11

～カルマside～

そいつの全てに絶望したら…
俺にとってのそいつは死んだも同じなんだ…。

殺せんせー！！
あんたは俺の手で殺してやるよ！！

さあ、どっちの「死」選ぶ！？

ドシュシュシュシュシュシュッ！！

ばふっ

カルマ「えっ…！！」

殺「カルマ君自らを使った計算ずくの暗殺お見事です。」

蜘蛛の巣状に広がった触手が俺を受け止めていた。

何が起こったのか理解するには余裕なものだった

カルマ「(俺、生きてんだ…w)」

殺「にゅっ))...音速で助ければ君の肉体は耐えられない
かといってゆっくり助ければその間に撃たれる

そこで先生ちょっとネバネバしてみました」

カルマ「(…くっそ、何でもアリかよこの触手！！)」

本物の蜘蛛の巣のようにねばァとしていた。
気持ち悪いほどに…

殺「これでは撃てませんねぇ、ヌルフフフフフフ
…ああ、ちなみに」

カルマ「ぐっ…」

殺「見捨てるという選択肢は先生には無い
いつでも信じて飛び降りて下さい」

カルマ「……………はっ」

こりゃダメだ

死なないし
殺せない

少なくとも…
先生としては

～上～

渚君は崖の所で四つん這いになり下を覗き込んでいた

渚「…カルマ君、平然と無茶したね」

カルマ「別にぃ…
今のが考えてた限りじゃ一番殺せると思ったんだけど
しばらくは大人しくして計画の練り直しかな」

貴「…」

殺「おやぁ？もう、ネタ切れですか？」

と、3人が同時に先生を見た

殺「報復用の手入れ道具はまだ沢山ありますよ？
君も案外チョロいですねぇ」

…殺意が湧いてくる

けど
さっきまでとなんか違う

カルマ「殺すよ、明日にでも」

会社の社長がよく使うクビというサインを
先生へと向けた
先生は顔に◯印を、浮かびあがらせ笑っていた

殺「(健康的でさわやかな殺意

もう手入れの必要は、なさそうですね)」

カルマ「帰ろうぜ渚君…A。
帰りメシ食ってこーよ」

と、殺せんせーの財布を持っていた

殺「ちょッ！！それ先生の財布！？」

カルマ「だからぁ教員室に無防備に置いとくなって」

殺「返しなさい！！」

カルマ「いいよー」

殺「な、中身抜かれてますけど！？！？」

～カルマside終了～