名探偵コナン 短編集 【怪盗キッド/黒羽快斗/工藤新一/安室透/降谷零/江戸川コナン】

三角関係？ 【工藤新一/降谷零】 ページ5

『こら、早く起きないと遅刻する！』

いつもの日課
私の幼なじみの零と新一を起こす

『もーー！早く起きてっ！』

新｢もう少しだけ…｣

『ダメっ！』

零｢頼みますよ…｣

『ダメなものはだーーーーめ！』

相変わらず朝は弱い2人
本当に幼稚園の頃から変わらない

『分かった…
もー、二度と起こしに来ないから！』

その一言が最終手段

新・零｢わ、起きます！｣

『最初から素直に起きてよね…』

身支度を整えて学校に向かう
私はここでもまた…

新｢今日は俺と一緒に行くんだ！｣

零｢何を言ってるんですか！
Aは俺の自転車に乗るんですよ！｣

『はぁ…』

毎朝、毎朝飽きないのかな…
いつもケンカばっかり
友だちからは選びたい放題なんて言われるが
そんな良いものではない…

『歩いて行こうよ…
私が真ん中に行くから…』

新｢コイツと一緒に行くのはゴメンだぜ｣

零｢それは、こちらのセリフですよ｣

『もーー！
いい加減仲良くしてくれないと絶交する！！』

新・零『！！！』

そのまま、2人を置いて歩いていく
この関係いつまで続くのやら…


(許してくれよ)
(機嫌直して頂けませんか？)
(うるさい！)
(なぁ、頼むよ)
(お願いします！)
(じゃあ、2人で手を繋いで歩いてくれたら許す)
(…)

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