名探偵コナン 短編集 【怪盗キッド/黒羽快斗/工藤新一/安室透/降谷零/江戸川コナン】

お嫁さん 1 【黒羽快斗】 ページ34

快斗と付き合ってもう8年
すごく居心地のいいこの関係が好き
お互いの仕事も支え合い
お互いに尊重し合える関係

だけど、今日はいつもと少し雰囲気が違う

『快斗？』

快｢いや…あの、さ。
俺たちも付き合って8年経つからさ｣

『うん』

快｢今のままじゃなくてさ｣

『？』

快｢俺のお嫁さんになってもらえませんか？｣

『…えっ』

差し出されたのは指輪…
ダイヤモンドが輝いていて

『か…快斗っ』

自然と涙が出た
指輪を受け取り

『私も快斗のお嫁さんになりたい』

と言うと指輪をはめて涙を拭う
気づけば快斗に抱きしめられていた

快｢…うん。俺だけのお嫁さんになって｣

『快斗…』

抱きしめてくれる快斗の温もりにほっとする
あぁ…本当に好きだなぁ、と実感していると

快｢ごめん。もう無理！｣

『え！ちょっと…〜っ』

快斗に突然キスをされる
それもとても、甘くて激しい…

『んっ…んー…』

こんなに求められたのは初めて
正直ドキドキが止まらない

『はぁ…っ。ここ、リビングだよ』

快｢んな事分かってるよ！
けど、もう俺も無理…Aがほしくて堪んない｣

『なっ…』

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