あの子の席 【安室透】 ページ4
安「まだ来ないのか…」
僕の片想いの相手の席を見る
今日は文化祭の準備物の買い出しの日
Aと一緒に買いに行く日
きっと僕だけがこんなにも楽しみにしているんだろう…
彼女はまだ来ない…
安「はぁ…どれだけドキドキしていればいいんですか…」
いまにも心臓が飛び出してきそうだ
ちょっと落ち着こう
机に伏せて目を閉じる
少しすれば収まるだろう…
……
安「…ん」
少し落ち着いた鼓動
あれからどれぐらい経っただろう…
安「いま、何時ですかね…」
『もうすぐ6時ですよ』
安「!?」
僕の机に手をかけて顔を覗き込んでいるA
慌てて起き上がる
安「いつからいたんですか?」
『んー…少し前ですね』
安「お、起こして下さいよ!」
『だって、待っていてくれたんでしょ?』
いたずらっ子のような顔で笑うA
愛おしいなぁ…なんて高校生ながらに思う
つい、触れてみたくて
彼女の頬に手を当てる
安「それでも、起こして下さい」
『…っ』
顔を隠して下を向いてしまった
『じゃ、じゃあ買いに行きましょう…』
安「そうですね」
まだまだ、距離は縮まらない
けれど直ぐに縮めてみせますよ
(何を買うんでしたっけ?)
(ん?仮装喫茶の衣装だよ)
(…希望を言っていいですか?)
(どうぞ!)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
なんの希望だったかはご想像にお任せします!笑
安室さんのキャラで
高校生を書くのは楽しかったです!
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凛音 - ドキドキしました、ありがとうございます! (10月13日 16時) (レス) @page48 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - milk cocoaさん» 全然、気づいてなかったので指摘して下さって助かりました!ありがとうございます! (2019年5月30日 18時) (レス) id: 75bf9f8801 (このIDを非表示/違反報告)
milk cocoa - 最後に沢山の直しを言ってしまってごめん なさい(>_<) (2019年5月30日 12時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
milk cocoa - 物語一気に読んじゃいました。 短編だったので読みやすかったです。 今度はここに書かれていない人たちのお話も 読んでみたいです。 (2019年5月30日 12時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
milk cocoa - これ正しくはこういう感じの置物好きだし...。 のほうが良いのでは? こんな置物だと置物を作った職人さんに失礼 かと? (2019年5月30日 12時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ | 作成日時:2019年5月7日 23時