名探偵コナン 短編集 【怪盗キッド/黒羽快斗/工藤新一/安室透/降谷零/江戸川コナン】

新婚旅行 2 【工藤新一】 ページ38

『これ、いいなぁ…』

手に取ったのは小さな女の子と男の子が2人並んでベンチに座り絵本を見ている置物

｢いらっしゃいませ。
そちらの置物はオルゴールになります｣

『え、これオルゴールなんですか？』

｢えぇ、良かったらお聞きになりますか？｣

『ぜひ！』

〜♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜

『素敵な音色…』

心から落ち着く
不思議な雰囲気のオルゴール
私と新一みたいこの2人のお人形さん

｢どうですか？一点物なので世界にたった1つだけですよ｣

『そうですよね…』

せっかくだし
こういう置物好きだし…

『これ、いただきます。』

｢ありがとうございます｣

オルゴールを持ちホテルに向かう
明日は朝早くから街の色んな所に新一と観光に行く予定だ

『新一も気に入ってくれるかな？』

それにしても、この曲…
どこかで聞いた事があるような気がする…

ホテルに付き新一の姿を探すが…
見つからずフロントで聞いてみると
係の人が来て部屋に案内されるが…

『え？ここ、どこですか？』

何やら女の人が3人…
傍にやってくると突然私の服を脱がして…

『きゃっ…ちょっと！！』

あっという間に下着姿。
なぜかサイズを測られる…

『あのー…って！！』

突然視界が真っ暗に
どうやらアイマスクを付けられたようだ

『ちょっと、本当になに？』

もう何がなんだか分からない
何となく分かるのはなにかドレスのような物を着せられて髪もセットしてくれているという事…

メイクも直してくれているみたい…
本当に何のつもりだろ…

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