sunset

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ﾖﾊﾝ









Aはずるい









ﾄﾞﾝﾋﾟｮ「ヒョ〜ン、泣かないでよ〜」









初めてのステージが終わり、俺は今号泣している








いやだって！
初めてだったんだよ！？
あんな大きなステージを無事成功させたんだよ！？







とにかく、いろんな感情が混ざって涙が止まらなかった









『ヨハナ〜、泣いてるねえ』


ﾖﾊﾝ「…うるせぇ」








泣いてる俺を見てキャハキャハと笑うA









『ヨハナ』


ﾖﾊﾝ「…なんだよ、まだ人の事からかう気か」









『…本当におつかれさま』


ﾖﾊﾝ「…！」







Aは座り込んでいる俺をそっと包み込むように抱きしめた









『プデュで1位獲って、プレッシャーに押しつぶされそうになって、でもそのプレッシャーに耐えて、葛藤を乗り越えて、、ヨハンって本当に強い』



ﾖﾊﾝ「…」



『そんなヨハンの頑張る姿が、私を…X1を支えたよ』








ﾖﾊﾝ「…くっそ、お前わざと泣かせようとしてるだろ」


『あはは、バレた？』





とか言って笑ってるけど、さっきより強く抱きしめられる








『まぁこれからも頑張ろうぜ〜』


ﾖﾊﾝ「……おう、任せろ」







男みたいな口調で喋るAに背中をバンと叩かれて、立ち上がる









俺の前を歩くAは、やっぱり堂々としていて
自分がまだ未熟だって事を実感して悔しかったし、

こんなの完全に妬みだけど、そんなAをずるいって思った









しかも









ｽﾝﾖﾝ「A〜！おつかれ！お前最高だった！」


『…へへ、』









ヒョンに頭を撫でられ、少し照れたように笑うAに少し腹が立った









…俺にはそんな表情見せないのに









Aはずるい

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