隣の席が気になった【天童覚】 (ページ24)

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部活後、寮にて

「若利くん、Aちゃんと
仲良くなったね〜！
最近はどうなの？」

今日は俺まで差し入れもらっちゃって
申し訳ないねって話をしていたら、

「天童のおかげだ。
仲をとりもってくれてありがとう。

Aは....
前にこれを食べた話をしてから
天童にも食べてもらいたいって
話をしていたから、

....お前もお礼の連絡したら、
A喜ぶぞ。」

そりゃ、連絡しようと思ってはいたけど

言われると催促されているようで

いくら若利くんにそんな気ないって
分かっていても、ちょっと腹立つ

「そりゃするに決まってるでショ〜♪」

表に感情がでないように気をつけた

はぁ〜

全く、気ィつかう

「天童。

....Aが好きなのか。

俺に気を使わなくていいんだぞ」

？！？！？！

「Aのことはいい子だと思うが、

俺は....バレー以外のことに集中出来ない。

Aは、いい友達だ、
いい友達を紹介してくれて感謝してる。」

.....

....アレ？

俺の方が若利くんに
気を使われてる....？