検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:12,335 hit

. ページ13

デート?というより、
用はこういうことのようだった



学校外で会おう
部活、自主トレでなかなか時間がない
寮生だと時間や外出にも制限がある
自主トレついでに
近くの広い公園にでも散歩にどうか?



というお誘いだった
忙しいのに無理して誘ってくれなくてもいいのに
と、思ったけれど、きっと紹介してくれた
天童くんにも気を使ってのこと


なんて律儀なんだろう


私もそんな彼の誘いを見習って
せっかく紹介してくれたご縁を
無下にしてはいけないなと思って
お誘いにのっかってみることにした


お互い恋愛感情が生まれなければ
ただ同級生として仲良くすればいいだけの話



予定が決まったら
早速話を聞いたのか



「今度、公園行くんだって?
若利くん自主トレ、ストイックなんだよね〜!
あの広い公園、使い倒してるんだよ。笑」



なんて、休み時間に天童くんが
牛島くんの紹介をいろいろしてくれた

普段、寮ではこんな話をするだとか
彼の好みはこうだとか、家柄がすごいとか
まだ本人とそんなに仲良くないのに

おかげで牛島くんについて詳しくなった

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
設定タグ:白鳥沢 , 天童覚 , 牛島若利
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴょん | 作成日時:2021年5月8日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。