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ドキドキ ページ35
顔が真っ赤になっていくのが
自分でも分かる
あの時湧き出た独占欲が
もう周りに分かるほどだったとは
恥ずかしすぎて逃げ出したいのに
気づけばもうキスできそうなくらい
研磨の顔が近かくって
私の両サイドに手をついて
逃げ場なんてなくなってて
『....そんなことないもん』
「俺、すごいうれしかったのに」
唇がくっつく
『だって、前試合の後すぐに後輩ちゃんが....』
またくっつく
「だから誰よりも早く来てくれたんでしょ？」
そう言って、またくっついて
「....それが、可愛すぎたって言ってんじゃん」
私のことなんていつもお見通しで
とっくにバレてたの恥ずかしすぎて
でも研磨が私の気持ちに気づいてくれて
こうやって私の不安を取り除いてくれるのも
嬉しくて....ドキドキして....
やっぱりこの研磨は私だけのものだって....
その後何度も唇がくっついて
気がついたらそのままベッドに押し倒されて
いつの間にか深いキスに変わってて
首筋にまでキスが降ってきて
ドキドキと緊張と研磨への愛おしさと
何が何だか分からなくなって
「....本当A可愛すぎる....
一生俺のものでいて？」
うん
って答えたつもりだけど
頭の中では私も同じ気持ち！
って、一生懸命答えたつもりなんだけど
息が上がって苦しくなって
ちゃんと上手く伝わったかな
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作者名：ぴょん | 作成日時：2021年3月28日 3時
