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そういえば
あの日に連絡先でも
聞いておけばよかった



....思いついたとして
その勇気が出せたかどうかは別として。



家から徒歩圏内で確かに場所も便利だし
しばらくはあのカフェに時々お世話になりそうで

前回サービスしてもらったお礼も言いたいし
せっかくならシフト入ってる日に行きたいと思ったけど、



まぁ、また会えることを祈って
その時にでも聞くしかない

とりあえず偶然とはいえ
予想もしないところで
彼女と再会できたし
バイト先と分かったから
一応会いに行けるわけだし



今まで全然仲がいいわけじゃなかったけど
一応長年知ってる地元の同級生なせいか
面と向かって話す機会さえあれば
人当たりのいい彼女のおかげで
普通にちゃんと話ができたのも嬉しかった




....この前少し聞いた話では
東京の大学に進学して
あそこでバイトしてるって言ってたけど

どう進路を選択したのか
まだバレエは続けているのか....

あの後どう過ごしてきたのか
聞けるなら聞きたい





しばらくして、また
伊沢とカフェで待ち合わせた





この日はクイ研でやる事が多く
前回より遅い時間の待ち合わせだったけど
カウンターの中からとびきりの笑顔で
出迎えてくれた彼女



に、思わず、



込み上げてくる嬉しさで笑みがでないよう
必死に平静を装って注文した



前回気を使わせて悪かったから
ついでにケースの中の焼き菓子も注文したら



『サービスできるのに....』



と、口を尖らせて可愛く睨まれたのも
何だかこの前だけで彼女との距離が
ぐっと縮まった気がする


今日は来た時間も遅かったせいで
伊沢と話していたら
あっという間に閉店時間になった





そしてラストまでなのか
まだ働いている北川







......







前回、北川はこの駅が最寄りって言ってたし....



俺もどうせ歩いて帰るし....



....待ってみよう、、かな、、?

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぴょん | 作成日時:2024年1月24日 23時

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