. ページ8
伊沢に詮索されたけど
「いや、だからそうゆうんじゃないって!笑
本当にただの同級生だから。」
で、とりあえず押し通して
今日話し合いたかった本題に無理やり入った
話し始めたらあっという間で
話し込んでいるうちに結構時間が経っていた
『....お疲れ様。
よかったら....どうぞ、、』
声をかけられて顔を上げると
仕事の手が空いた隙に
焼き菓子を持って来てくれた北川
『....大学のお友達、?』
「いや、違う大学なんだけどクイズ仲間....
クイズ界では結構有名なクイズ王なんだけど、
...知ってる?伊沢って言うんだけど」
紹介を受けて、お互いにどうもと
ペコペコ挨拶し合ってる2人
内心、北川が伊沢について
そんなに知らなくて安心した
伊沢と会うのにこの場所が
ちょうどよかった話をしたら
『確かにここの駅は結構穴場かも!』
とのこと。
izw「おお、じゃあ、やっぱり
ちょうどいいじゃないですか!福良さん!
もう毎回ここでMTGにしよう、決まり!」
ちょ、"やっぱり"って!
「いやいやいや!ちょっと!笑
まぁ、確かに場所はちょうどいいけど....」
izw「....場所だけじゃないじゃないですか〜」
まじその顔(ニヤけながら)で言うのやめろ、、
本気で口塞いでやろうかと思ったところで
『また来て!いつでも食べたい物、
飲みたい物あれば言って下さいね!』
ふと、気をつかってくれた彼女に
さっき視界を通り過ぎていった数字が
頭に思い起こされる
あれ?もしかして....
メニュー表にあった金額と
さっき支払った金額に誤差ない?
トレーにあったレシートをひっくり返した
案の定。割引してくれている
「次来た時はちゃんと払うから」
また来なきゃいけない
口実ができちゃったじゃんか....
81人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴょん | 作成日時:2024年1月24日 23時