【QK】ご近所の彼女【fkr】 (ページ48)

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仕事を持ち帰ってしていたことは
見てすぐに状況理解したけど

今までのAなら
起きている時間に帰宅したら

喜んで『おかえりなさい！』と
寄ってきてくれていたのが....

あれ、今何時？
そういえば、私、洗い物....てか、明日のご飯のセット....
あ、作り置き電子レンジに入れたままだった...

いや、てか洗濯物回したっけ？！

めちゃくちゃ焦り出す。

いやいやいやいやいや！！

「..大丈夫！大丈夫だから、落ち着いて！」

目の前を走り回るAを捕まえて、抱き寄せる

『....ごめん。。おかえりなさい....

ごめんね、今日仕事が忙しくて
家のこと何にもやれてなくて....』

「うん。いいよ。全然。
むしろ忙しいのに、毎日ちゃんとしてくれて
本当にありがとう。だし、俺こそ
Aに負担ばっかりかけて....ごめん。」

腕の中で首を横に振りながら
泣き出すAを落ち着かせる

こんなに余裕なくなるまで
最近、Aのことを見れてなくて申し訳なくなる

『ごめんね。福良くんお仕事で疲れてるのに..』

「それはAもじゃん、」

『でも福良くんの方がいっぱい..すごい仕事してるもん....』

仕事に優劣ないと思うけど
最近俺の知名度が上がったせいか
収入が増えているせいか
Aが俺を持ち上げる....というより
自分のことを下がて考えているような感じはしていた

こんなに頑張ってるのに
何でいつも自分に自信がないのか。。

その反動か、不安のせいか
いつも頑張りすぎてるように見えるけど
頑張ってるのを無理しないでと言うのも難しい....

『....別れたい。。

もう、福良くんの彼女でいられない....』

？！？！？！？！