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めっちゃ走って
家とここ(彼女宅)を往復したから
シャワーを借りた
「ドライヤー借りてもいい？」
髪を乾かしていたら
横から視線が....
『髪、触りたい....』
「？！ぇえ？、別にいいけど。笑」
....何となく。Aの方から
接近してくることが少ないから、
やっぱり今日は珍しい日だ。
「....何か、照れるね。笑」
普段見下ろしてる彼女に
椅子に座って見下ろされるのは
変な感覚で。
しかも乾かしてくれてるわけだけど、
髪の毛を撫でられるって
子供の頃以来あんまないし。
こっちが照れるって言ってるのに
『....ふふふ、福良くん、可愛い♡』
とか、笑って言うから、何だよ。って
髪を乾かし終わった手を引いて膝の上に座らせたら
....絶対俺より照れた顔してて
『....私、重くない？大丈夫....？』
って、逃げそうになる。
だから、Aは重くもないし
俺だって皆んなが言うほど非力キャラでもない
「Aくらい、どうってことない。笑」
....だから、逃げないで。
いつもと違う距離感で
お互いシャワー後のほんのり甘い同じ匂いがして
....もうキスする以外の選択肢なくて
ただただ夢中でお互いを求めて
唇が何度も何度も重なり合った
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作者名：ぴょん | 作成日時：2024年1月24日 23時
