家 ページ30
今、信じられない
光景が
目の前に
俺の家に
Aが
来ている
遡る事、数週間前
今まで撮影の手伝いをしてくれた
お礼を何かしたいと申し出たら
『こちらこそ、たくさん
普段できない経験させてもらえて感謝してるのに、!
お礼なんて大丈夫だよっ!』
と、案の定断られた
伊沢からお給料もでてるし
伊沢からも言われてることだからと
念押ししたら、しばらく考え込んで
やっと彼女から出た言葉
『....福良くん家、行きたい。』
耳を疑った
「え?うち?うちって....俺ん家?」
『ご、ごめん、やっぱ嘘うそ!!
デパ地下のマカロンにする!マカロン!』
一度は、彼女も恥ずかしがって
(可愛かった)
取り消そうとしたものの
結局は
せっかく休みが合うなら
家でならゆっくり配達で好きなもの食べられるし
のんびりできるじゃん。。と家に来ることに
....どういうつもりで来るんだろう。
いやいやいや、
Aに限ってそんなつもりはないはずだけど、、
....どういうつもりで来るんだろう....?
そんなつもりはなくっても
来たいと思ってもらえるのは
嬉しい....し、
時間も、人目も気にせず2人きりなんて
今までにないチャンス....じゃん....?
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作者名:ぴょん | 作成日時:2024年1月24日 23時