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突然声かけたからか
めっちゃびっくりされた
「A..？お疲れ様。....大丈夫？」
驚かせるつもりはなかったんだけど
....あれ、俺、
声かけるタイミング変だった..？
『....もしかして来てくれたの..？わざわざ？』
「うん、そろそろ終わる頃かな〜と思って。」
と言ったら、一気にいつもの笑顔になって
でもちょっと恥ずかしそうに
え、え、うそ、嬉しいっ
何て言いながら
両手でほっぺを包みながら
顔を隠そうとしてる。笑
....何それ、照れてんの？笑
そういう仕草ひとつで
俺の心を弾ませてるの気づいてる？
確認しなくても
さっきまでの心配が
どーでもいいものだったことが分かる
「じゃ、帰る？」
『う、うん、ありがと....
あ、じゃあ、また今度、お疲れ様！』
新人くんにも軽く挨拶して帰路に着く
「さっきの人もバイト？
今まで見かけたことない人だった気が、」
一応、ちゃんと確認する
『あ、うん、今日から入ったバイトの人で
今日はほとんどつきっきりでOJTだった。』
やっぱり。
しかもどうやら年下らしい。
まさに子犬系じゃん....
今日のバイトであった話を
その新人くん中心にあれこれ話してくれた
俺が振った話題だったし
うっかりあれこれ聞いちゃった俺が悪いんだけど
Aの口から
こんなに楽しそうに他の男の話が
事細かにでてくるの....
まさか、こんなにいい気がしないとは。
さっきAのこと送ろうとしてたし
また新たなライバル登場かよ....
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作者名：ぴょん | 作成日時：2024年1月24日 23時
