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胸がざわついた


びっくりするくらい
自分でもコントロールできないくらい


....いや、でも
ついこの前までそんな素振りなかったし
たった1週間で急にそんな....


彼女に限ってそんな
急展開はないと思いつつ
でも昔から男女の仲は分からないって言うし
絶対にあり得ないとは言い切れないわけで....





うわ〜....





....はぁ〜〜〜





店内が暗くなって
北川が出てくるまでに
何度ため息をついたか分からない


いつもより
長く感じると思って時計を見たら
本当にいつもより
時間がかかってるようで
時計だって何度も確認してしまった




『じゃあ、お疲れ様でしたっ!』




ようやく出てきて、
いつも通りの明るい声が聞こえた



新人「お疲れ様です!
ありがとうございました!
また、よろしくお願いします!」



北川に負けない
ハキハキして元気な明るい声で
こっちまで会話が丸聞こえだったけど
どうやら入ったばっかりの新人のようだった

仕事を教えることが多かったなら
ずっと近くで作業していたのも納得がいく




新人「あの、....ちなみにAさん、
お家どちらなんですか....?」



(あ。)



『私ここから歩きなの。最寄駅で。』


新人「暗くないっすか?送りましょうか?俺でよければ...」



(いやいやいやいや....!)



『ううん、慣れてるから大丈夫!ありがとう。』


新人「でも....」


「A?バイト終わった?」



悪いけど、それ、俺の役目だから。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぴょん | 作成日時:2024年1月24日 23時

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