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俺のことは
気にしなくていいよ〜

と、メッセージアプリか
ジェスチャーでも伝えられるかな。。
と、一瞬悩みかけたところで
話し終えたらしい北川が
もうこっちに向かって来た




しかも急ぎめに




小走りで




....





あ、。これ。やばいかも。




「さっきの、知り合い?
..っぽい人、大丈夫だったの?


何となくいつも通り待ってたけど
もし話があるようなら、
俺1人で適当に帰ろうかと....」


『ううん!私が福良くんと帰りたかったから
さっさと切り上げて来ちゃった..!』




効果音つけるなら"ニコッ"
バイト終わりで疲れてるだろうところ
満面の笑みで当たり前のように
さらっと嬉しいことを言ってくれて



隣でぶつぶつ



『....確かに、もう少し話するべきだったかな、、

あのね、さっきの人〜』



と、さっきの人のことを
あれこれ教えてくれたけど



もぅそんなのどうでもいいくらい


さっきの男より
俺と帰ることを優先してくれたことが



こんなに嬉しいなんて



自分でも驚くほど
胸が高鳴っているのが分かる



今日駆け寄って来てくれた時の笑顔


あれ、多分一生忘れないんだろうな

.→←.



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぴょん | 作成日時:2024年1月24日 23時

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